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カテゴリー:境内の花々
今朝も早朝から青空が広がる快晴になっています。
日が昇るにつれて蝉の大合唱が大きく響き、陽射しが強くなってきます。
境内では芙蓉やカノコユリが見頃を迎えました。
今日も熱中症アラート(環境省)は日本列島の広範囲が紫色に染まっています。
特に九州では40℃に迫る酷暑になる予報で、西日本や東日本を中心に広範囲で35℃を超えるということです。
長期間気温が高い状態が続いています。
暑さにさらされることによって、身体の負担も大きくなりますので、体調管理には十分留意して無理のないように行動することが大切です。
上永谷のリュウゼツランは株の下半分は満開から実が成熟してきました。
りゅうぜつらんの花は、つぼみからまず雄蕊が伸びてきて、先端についている葯(花粉が収められている袋)が成熟するにしたがって乾燥して曲がっていきます。
この葯の部分は、まるで英語の"C"の形というか、ロボットアームの形というか、葯同士が引っ掛かり合うように絶妙な形に変化していきます。
すると、成熟した花托=実の部分が切り離され、雄蕊と葯で絡み合い、空中に吊り下げられた状態になります。
花は地上から何メートルもの高さに咲いている訳ですから、強い風が吹けば、飛ばされてある程度の距離まで運ばれることでしょう。
また、鳥に運ばれペリットや糞として種子散布されることにより、さらに遠くまで実が運ばれることでしょう。
リュウゼツランの花は、株は満開を過ぎて、実ができ始めていますが、上部はまだ蕾です。
花が咲き終るとその株は枯れてしまいます。
花期がずれて長い期間咲き続けることも、子孫を多く、より遠くに残すための工夫のように思えます。
実に興味深い植物です。
茶室前の2番花、3番花が開花3日目を迎えました。
以前書いたブログ記事 大賀蓮の花は4日開く のとおり、大賀蓮は1つの花が4日間開きます。
ただ、1日目は日の出の頃開花して直ぐ閉じてしまいます。
また、4日目は午前中に花弁が散り始め、(天候の状況によりますが)昼過ぎには花托のみが残されます。
詳細は https://teishoin.net/blog/005768.html を併せてご参照ください。
今年の茶室前の大賀蓮を、花の内部を中心に日を追った記録をご紹介します。
雄蕊が伸びてきました。しっかり開花していますので、花の香りが広がります。クマバチなどの虫が集まってきます。
雄蕊はすっかり伸び切り、黒く変色してきます。虫はさらに多く集まります。
このあと、4日目はほとんど咲き切った状態で、次々と花弁を散らしていきます。
昼には実の元となる花托のみが残され、次の花に順番を譲ります。
このように、同じ蓮の花でも開花何日目かで違いがありますので、蓮の花をご覧になる場合は、開花してからどれくらい経過したかを推測してみると楽しめると思います。
日本列島を東西に活発な活動をしている梅雨前線がかかっている影響で、各地で激しい雨が降り、大雨による土砂災害や洪水害の危険が高い地域もあるようです。
横浜でも昼過ぎから今年一番の強い雨になりました。
大賀蓮は鐘楼堂前の蓮鉢で一番花のつぼみがこんなに大きくなりました。
明日(土曜日)か明後日(日曜日)には開花しそうです。
花の高さは地上高さ170cmを超え、見上げる高さに伸びています。
鐘楼堂前の鉢も、茶室前の鉢も、蕾がいくつか伸びていますので、7月中旬にかけて次々と咲いていくのではないでしょうか。
1つの花は3~4日咲き続けます。
連休も後半を迎え、今日は5月5日 こどもの日です。
昨日から晴天に恵まれ、雲一つない青空が広がりました。
境内では牡丹や蜜柑の花が見頃を迎えています。
こどもの日は、国民の祝日に関する法律により昭和23年に制定されました。
さらに、二十四節気の立夏にもあたり、暦の上では夏の始まりとなります。
全国的に気温が高くなり、夏の始まりというよりは、夏真っ盛りといった感じです。
ベランダの鉄パイプの中ではシジュウカラの雛がこんなに大きく育っています。
親鳥が交代で餌を運んだり、巣の中の糞を運び出したり大忙しです。
お腹の黒い帯が太いのが父親、黒い帯が細いのが母親です。
今日、4月8日は釈尊降誕の日。お釈迦さまの誕生とされる日です。
2500年ほど前、ブッダガヤの地に釈迦(ゴータマ・シッダッタ)が誕生された、仏教にとっては大切な日でもあります。
釈尊降誕会は、佛生会(ぶっしょうえ)、浴佛会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)、花祭り(はなまつり)など、様々な呼び名があります。
お釈迦さま誕生の時に、大自然が祝福し、龍が天から飛来して、甘露の香湯をそそいだという故事がありますが、今年は、桜満開の時期と重なり、境内は華やかに彩られています。
貞昌院では、昨日のブログ記事での報告の通り直近の日曜日(4月7日)に花まつり法要を行い、以降、本堂の前に花御堂をお飾りしています。
お参りの際は、是非、誕生仏の像に、柄杓で甘茶をかけてください。
昨日の荒天から一転、暖かく穏やかな週末になりました。
境内のソメイヨシノの蕾は大きく膨らんでいます。
陽当たりの良い枝では、ついに咲き始めました。
東京では昨日(3月29日)に靖国神社の開花を確認し、開花宣言が出されています。
桜開花ラッシュ、ようやく到来 東京など各地、寒い日続き遅い春 気象庁は29日、東京都心部や京都市、高松市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。今年は2月後半から寒い日が続き、各地で平年より遅い春の訪れとなった。民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は、西日本と東日本で来週にかけて開花ラッシュとなり、4月上旬には北陸や東北、下旬には北海道に桜前線が北上すると予想している。東京管区気象台の職員が午後2時ごろ、東京都千代田区の靖国神社にある標本木に、基準を上回る11輪が咲いたのを確認し開花を宣言した。気象台によると、観測史上最も早かった昨年より15日、平年より5日遅い。京都市は平年より3日、昨年より12日遅い。
貞昌院では、今日(3月30日)が開花日になりました。
この週末は5月並みの気温になるということなので、一気に咲き進んでいくことでしょう。
見頃はあと数日後から次の週末にかけての期間と思われます。
今朝の境内は、昨晩から降り続いた冷たい雨の影響もあり、一気に気温が下がりました。
肌寒い一日になっています。
ケヤキや柿など落葉樹はだいぶ葉を落としています。
これから冬を迎える季節に、境内でひときわ鮮やかな新緑を見せている植物があります。
彼岸花は、秋彼岸の時期、花の咲いている時期には葉は見られません。
しかし、花期が終わり、秋から冬にかけて葉が地面から伸びてきてきます。
これから冬の間中、陽の光を養分に変えて球根に蓄積し、来年へ備えているのです。
来春、本格的な春を迎え、他の植物が芽吹き始める時期になると、彼岸花は逆に葉を枯らしてしまいます。
そして、また秋彼岸を迎えると花芽が地面から伸びてきます。
不思議な植物です。
地元の小学校では連合町内会の運動会が開催されました。
秋彼岸を迎えました。
今年の彼岸は9月20日から26日、23日がお中日(秋分の日)です。
入りのとなる今日は、平日にも関わらずお墓参りの方々がたくさんいらっしゃいました。
彼岸の入りに合わせて墓地の清掃を行いましたので、気持ちのよいお墓参りができることと存じます。
今年の秋は、残暑が残り、まだまだ気温の高い日が続きそうです。
境内の各所で彼岸花が咲き始めました。
貞昌院では白花の彼岸花が多いのですが、赤花も咲いています。
また、秋の七草のひとつ、萩や尾花(すすき)も見ごろを迎えています。
どうぞ、秋の景色を楽しみながらお墓参りされることをお勧めします。
記録的な暑さとなった8月ですが、台風7号によるまとまった雨で一段落。
しかし、その後、再び厳しい暑さが続いています。
連日のように熱中症アラートが発出されています。
まとまった雨と強い日差しのため、境内の芝生は緑の色が一段と濃く、精力的に生育しています。
まもなく9月を迎えるというのに、7月に盛りを迎え、一度花期を終えたノウゼンカズラが再び多くの花を咲かせました。
ベランダの葡萄はこんなにも実をつけました。
日射が好きな植物たちにとっては、生育に適した夏だったようです。
その分、これまでの当り前であった季節感が失われている感があります。
八月盆が明けました。
本州を横断した台風7号の影響で、日本各地では交通機関の計画運休や水害など、大きな影響が出た地域も多かったようです。
貞昌院では時折強い雨が降ったものの、台風の影響はそれほど大きくありませんでした。
しかし、台風通過後は、またしばらく気温が高く残暑厳しき日が続きそうです。
高温に関する全般気象情報 第1号東日本と西日本では8月23日頃にかけて、気温の高い状態が続くため、熱中症など健康管理に注意してください。
東日本と西日本では8月23日頃にかけて、高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気の流れ込む日が多いため、最高気温が35度以上の猛暑日になる所があるでしょう。
気温の高い日が続くため、熱中症など健康管理に注意してください。
[補足事項等]地元気象台の発表する高温に関する地方気象情報等に留意してください。(2023年08月16日15時00分 気象庁発表)
気象庁は「高温に関する全般気象情報」を発表しています。
今後1週間は(水)頃にかけて、気温の高い状態が続くため、熱中症対策などの健康管理を十分に留意する必要があります。
7月に入り、気温の高い日が続いています。
関東近県でも各地で最高気温が30度以上の真夏日になり、今後もしばらくは暑さが続きそうでです。
引き続き熱中症対策が必要になります。
暑さを少しでも和らげるため、境内では芝生などのグラウンドカバーや、日射を除けるグリーンカーテンを活用しています。
ベランダでは、果樹類を育てています。
今年は特に日照時間が多いため、果実の生育がとても良いです。
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境内の裏山には、ツリフネソウが群生しています。
特に今年は、生育の範囲が例年以上に広がっています。
蝉の羽化も始まりました。
今日の大賀蓮。
毎日のように開花が続いています。
彼岸に入ってから暖かい日が続いています。
今日も穏やかな天気になり気温がぐんぐん上がっています。
境内のソメイヨシノは、陽当たりの良い枝はこんなに咲き進みました。
とはいえ、山全体を見渡すと、ソメイヨシノは1~2分咲きといった感じです。
それでも例年よりも10日ほど早い進み具合です。
次の土日にはほぼ満開に近い状態になるのではないでしょうか。
山門前では、早くもチューリップやツルコザクラ、枝垂れ花桃が咲き始めました。
大賀蓮の蓮鉢でも、芽が伸び始めています。
枝垂れ桜も数輪開いています。
枝垂桜はいつもは4月上旬に咲き始めるので、かなり早いですね。
今日、3月18日から春彼岸です。
21日が秋分の日で、前後3日を含め7日間がお彼岸の期間となります。
今日は朝から雨模様となり、昨日のうちにお墓参りされている方も多かったようです。
この時期に合わせて墓地の清掃を行いました。
境内では、鐘楼堂前の三椏が鮮やかな花を咲かせています。
桜の開花宣言も出され、3月下旬にはソメイヨシノも満開位なることでしょう。
お墓参りと併せて、是非お楽しみください。
当ブログで何回か御紹介しておりますが、貞昌院から「富士山」がほぼ真西に位置するため、この時期にダイヤモンド富士を見ることができます。
今年も計算上は彼岸の入りの日(つまり、今日)ダイヤモンド富士となるはずです。(ただし今年は天気が悪そう)
カシミール3Dによるシミュレーション画像を添付します。
令和5年の桜の開花宣言は、暖かい日が続いたため3月14日に早くも東京で開花宣言が出されました。
3月14日に開花宣言となったのは、2020年、2021年と同じく観測史上最速の宣言日となっています。
横浜市南部に位置する貞昌院でも、陽当たりの良い場所にある桜(ソメイヨシノ)の枝では既に5輪以上開花しています。
これからも暖かい日が続きそうなので、満開になるのもだいぶ早そうです。
お彼岸の頃には、もう花見のピークを迎えるのではないでしょうか。
東京の桜 3月の極端な高温で開花が早まる昨日3月14日(火)、東京で桜の開花が発表されました。2020年、2021年に並ぶ過去最も早い開花です。この記録的な早咲きは3月に入ってからの高温続きが大きく影響しているとみられます。
今年の東京の気温の平年差を見ると、2月は平年よりも高い日と低い日を繰り返し、1か月のトータルで見ると、平年を1℃ほど上回りました。
3月に入ってからは連日、平年よりも大幅に高く、3月上旬の平均気温は統計開始以来最も高い、12.4℃となっています。1953年以降の東京の開花と気温のデータを分析したところ、3月に入ってからの気温が高い年は、平年より大幅に早く開花しています。今年を含む開花が早かった上位5回は、全て3月上旬の平均気温が10℃を上回っていました。
今年は2020年や2021年に比べると2月の平均気温は低かったものの、3月上旬の記録的高温で一気に開花したとみられます。
2月の気温が低かった2013年も、3月上旬の気温が平年より4℃以上高い11.6℃となり、早咲きとなりました。
3月上旬の平均気温が10℃以上となったのは1997年が初めてで、その後は今年まで8回を観測しています。3月上旬の気温が高い傾向になっているのに合わせ、桜の開花も早まっている状況です。
その他のところでも早めの開花・満開へ
今年はこの先も暖かい日が多くなる予想のため、桜開花の便りが次々と届きそうです。平年と比べると全国的に桜の開花・満開は早く、昨年と比べても関東や東北などで早くなるところがあります。
(ウエザーニュース 2023/3/15配信)
最強寒波が到来し、境内の外気温は氷点下を記録しました。
一夜明けて、境内裏庭で育てている植物「シモバシラ」が霜の細い氷柱の衣をまとっています。
シモバシラは、シソ科の多年草植物ですが、冬になると茎が茶色になり、一見枯れたようになります。
けれども、根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げています。
茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
近づいてみると、そのことがよくわかります。
シモバシラの「霜柱」が出来る条件は次の通りと言われています
(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風
この現象は一年に何度も見られない珍しい現象です。
最強寒波到来の朝、貞昌院境内での外気温の記録を見ると、最低気温はマイナス2.8度でした。
境内の蝋梅が満開になりました。
甘い香りが周囲に漂っています。
梅の花も数輪ではありますが綻び始めました。
梅花 新たにひらく 旧年の枝
これは、曹洞宗の開祖道元禅師の説法のことばで、『永平広録』巻三「上堂」に記されています。
寒風の中、老梅木に開く梅花を「仏様の姿」にたとえて、力強く解かれています。
時間は矢のごとく過ぎていきます。自然の遷り変りも同様です。
その中で、老梅樹は春夏秋冬を何度も経て、厳寒の中、花を一輪咲かせ、暖かい春を呼びます。
梅花がニ輪、三輪、四輪、五輪...と綻び、周囲に芳香を広げながら春の訪れを賀しているようです。
寒風に晒されながら精一杯に咲く姿に、古慕の念と共に精進を重ねつつ、梅花を愛でたいものです。
連日猛暑が続いています。
今日も日本列島の広い地域で気温が高い日となっています。
日中は関東北部で40℃近くまで上がる所もあり、最高気温は前橋38℃、山形・福井・京都37℃、仙台・東京・名古屋・大阪35℃と予想されています。
昨日以上に危険な暑さとなることが予想されますので、熱中症に厳重に警戒をして、涼しい場所で過ごすよう心掛けることが必要です。
この暑さの中、百日紅は元気に花を咲かせています。
日射しが大好きなのでしょう。
大賀蓮は花期を終え、葉が少しづつ黄色に変色していっています。
土の中では次世代の蓮根が育っている時期なので、水の吸い上げは盛んで、一日に2度鉢に20リットルほど補水をしています。
この植物は、半夏生の頃(今年の半夏生は7月2日)葉が白く変わり、時候を知らせてくれます。
この時期のみ白くなり、半夏生が過ぎると緑色に戻っていきます。
梅雨に入り、雨の日が続くようになりました。
アバカンサスもまもなく見頃を迎えます。
アバカンサスは、咲き方が特徴的で、蕾の中に小さな花がいくつも内包されていて次第に開いていきます。
現在は↑写真の4枚目の状態ですが、あと数日すると満開となります。
とても目立つ花です。
この時期の花と言えば、花菖蒲や紫陽花もあります。
紫系統の花が目立ちますね。
今月初旬に咲きはじめを報告した十月桜が満開になりました。
貞昌院薬師墓地(上永谷駅側の墓地)の斜面に生えている桜なので、駅前の通りからも良く見えます。
この桜は春と秋の二回、開花が楽しめます。
秋の花の数は春ほど多くはありませんが、周囲に花を咲かせる木々が少ないためにとてもよく目立ちます。
お墓参りの際には是非ご覧ください。
貞昌院で育てている大賀蓮は、7月中旬から下旬くらいが見ごろになります。
今年の大賀蓮も終盤。
最後の花のつぼみが26日くらいに開くと思われます。
さて、大賀蓮は開花してから4日間花開きます。
その様子を、1日目から4日目までタイムラプスで撮影してみました。
■1日目 つぼみは暁天のころから日の出しばらくの間だけ開き、午前中には閉じてしまいます。
■2日目 暁天から開き、花托が見えるくらいまで開きます。昼前後には再び閉じてしまいます。
■3日目 暁天から開き、花が最大限まで開きます。一番の見頃です。
■4日目 花弁が散り始めます。一度散り始めると一気に散らし花托が残ります。
このようなサイクルで、1つのつぼみが4日間、次から次へと咲いていきます。
よく、開花の時に「ポン」という音がするかという質問がありますが、花開く際に花弁の先端が一気に解けて勢いよく花開く瞬間があります。
耳を澄ますと、この瞬間に音が聞こえる場合が希にあります。
今日から七月盆(7月13-15日)を迎えます。
七月盆直前の土日には多くの方がお墓参りをされていました。
お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方
お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。
墓地参拝モノレール「まいれ~る」車両の屋根にソーラーパネルを載せました。
発電した電気は車両内に設置した小型扇風機の電力になります。
梅雨明けから暑い日が続くと思いますが、モノレール内が少しでも涼しくなるよう、夏の間動かします。
貞昌院裏庭の茶室前の大賀蓮は、5番花のつぼみが伸びています。
地上高2メートルに達しました。
お盆の間に花開くことでしょう。
6月に入り、日照時間も長くなり気温も上がってきました。
今年は例年に比べて、花の開花時期が早い傾向にありますが、茶室前で育てている大賀蓮の一番花のつぼみがだいぶ伸びてきました。
すでに60センチを超える高さにまで成長しています。
つぼみはまだまだ小さいので、開花はもう少し先です。
なお、大賀蓮の様子は、リアルタイムでライブカメラから観ることができます。
https://teishoin.net/live.html
こちらの茶室前カメラをご覧ください。
大型連休を迎えました。
今日の天気は強風が吹き、雷鳴轟く荒れた天気になりました。
雷雨が通過した後には、虹が現れました。
境内のシャクヤクが見ごろを迎えています。
例年5月半ば頃が見ごろなのですが、早めですね。
そして、昨年、モノレール基礎部分の法面保護のためにグラウンドカバーとして撒いたクリムソンクローバー・ディクシーの花も見ごろになっています。
かなり背が高い位置に鮮やかな花を咲かせています。
翌5月2日、風が強いものの、夕方まで五月晴れの良い天気でしたが、一転俄かに掻き曇り、夕立になりました。
境内から見上げる二重の虹。
二日連続の虹、昨日よりも色濃くハッキリと見えました。
貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の鉢は、冬から初春にかけてはこのような様子になっています。
数日前には氷が張っていた水面も、今日は暖かい一日となりすっかり解けています。
しかし、土の中では蓮根が成長して次の世代への準備を進めています。
昨年の植替えから1年経過していますので、土が固まってしまっています。
また、蓮根が土の中で絡まるように成長していますので、植替えが必要になるのです。
これを行わないと良い花を咲かせてくれません。
冒頭の状態から土を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。
古い根と、新しい根を分け、古い根は取り除きます。
新しい根には、もう新芽が伸び始めています。
芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。
こんなにたくさんの蓮根が収穫できました。
蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けていき、新し土と肥料を加えて植替えていきます。
今年もも美しい花を咲かせることを期待します。
ここ数日、最低気温が氷点下になる日が続いています。
境内裏庭で育てている植物「シモバシラ」が霜の細い氷柱の衣をまといました。
シモバシラは、シソ科の多年草植物ですが、冬になると茎が茶色になり、一見枯れたようになります。
けれども、根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げています。
茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
近づいてみると、そのことがよくわかります。
シモバシラの「花」が咲く条件は次の通りと言われています
(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風
この現象は一年に何度も見られない珍しい現象です。
境内裏山に自生する烏瓜(カラスウリ)が、今年は生育条件がよかったためか大繁殖しています。
カラスウリは9月ごろに花を咲かせ、実を結びます。
縞模様がある特徴がある実ですね。
実は次第に大きくなります。
実がまだ若く、緑色の時には薄緑色の縦縞模様がついていますが、熟すに連れて模様が薄くなり、全体的にこのように鮮やかな朱色になります。
このカラスウリの花は、黄色い雄蕊と真っ赤な雌蕊が特徴的な花です。
昨年撮影したカラスウリの花はこちらです。
3月27日は、さくらの日(桜の日)とされています。
これは、1992(平成4)年に日本さくらの会が制定した日で、3×9(サクラの語呂合わせ)=27 および、七十二候のひとつ「桜始開(さくらはじめてひらく)=3月25-29日頃」が重なる時期であることが理由だそうです。
ちょうど、貞昌院・永谷天満宮の境内のソメイヨシノが8分咲き~ほぼ満開になりました。
ソメイヨシノの見ごろは今週末と思われますが、時期は不急な外出を自粛する必要があるため、多くの方にお花見を楽しんでいただくことができないのが残念です。
そこで、桜の日の今日(2020年3月27日)の境内をぐるりと廻って動画を撮影してまいりました。
ネットでのお花見を是非お楽しみください。
新型コロナウイルスが一日も早く終息することを、こころより祈念いたします。
1か月前のブログ記事でご紹介したカラスウリの花→ カラスウリが次々と開花
そのカラスウリの実が大きくなり、だんだんと真っ赤に色づいてきました。
実がまだ若く、緑色の時には黄色い縦縞の模様がついていますが、熟すに連れて模様が薄くなり、全体的にこのように朱色の実となります。
茶室裏では、サフランの花が咲いています。
サフランの赤い雌蕊は、パエリアの色付けに使われるなど、さまざまな用途に利用されています。
黄色い雄蕊と真っ赤な雌蕊が特徴的な花です。
境内のカラスウリ(烏瓜)が今年は例年以上にたくさん咲いています。
8月中旬から9月にかけての今の時期がまさに花の最盛期であり、日没前から少しづつ開き、レース状に広がった独特の姿を見せます。
この姿は、受粉の媒介の役割を果たす夜行性のスズメガを呼び寄せるためと考えられています。
日没前:これから正に開こうとする花
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開花の始まりから満開まで、1時間ほどで、見る見るうちに満開になります。不思議な花ですね。
その様子を時間等倍で撮影しました。
各地で猛暑 埼玉で38度の予想 「命の危険」気象庁、注意を呼びかけ
太平洋高気圧の勢力が強まっている影響で、17日は中国・四国から関東にかけて35度を超える猛暑となりそうだ。特に関東では、16日に比べて5度前後気温が上がるとみられ、熱中症への注意が必要だ。【熱中症、対処のポイントは?】
最高気温は埼玉で38度のほか、茨城、群馬、山梨で37度、東京、栃木、京都で36度と予想されている。気象庁によると、関東の一部ではこの夏一番の暑さとなる見込み。山から吹き下りる西寄りの風の影響という。
気象庁は「命の危険も高まるので水分や塩分の補給をこまめにし、外出時はもちろん室内でも十分注意してほしい」としている。
(Yahoo!ニュース 2019/8/17 11:15配信)
台風10号が通過してから、太平洋高気圧が強く日本を覆い、全国的に日差しが強く気温が高くなっています。
関東地方では、気温が体温よりも高くなる地点も多く、外出して日差しを浴びるときはもちろん、室内においても熱中症に十分な警戒が必要です。
それでも、夕方になると赤とんぼが飛び交うようになり、少しづつではありますが秋の気配も見えはじめています。
6日、広島原爆の日 平和式典に92カ国参列
広島は6日、原爆投下から74年の「原爆の日」を迎える。広島市の平和記念公園で開かれる「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)には英仏ロの核保有国など92カ国と欧州連合(EU)の代表が参列する見通し。被爆70年に当たった2015年の100カ国に次いで過去2番目に多い。原爆を投下した米国は、駐日臨時代理大使が出席する。
松井一実市長は平和宣言で、17年7月に国連で採択された核兵器禁止条約に触れ、日本政府に対し、条約への署名・批准を求める被爆者の思いをしっかりと受け止めるよう訴える。
(共同通信 2019/8/6)
昭和20年8月6日8時15分。
アメリカ軍により広島に原子爆弾が投下されてから74年目の「広島原爆の日」を迎えます。
あらためて原子爆弾によって犠牲となられた多くの方々に弔意を表します。
年月の経過により、戦争があったことや、各都市に空襲があったこと、広島・長崎に原子爆弾が投下されたことの記憶が風化つつあります。
次世代に受継いでいくために、伝えていくことが大切であると感じます。
境内茶室前の大賀ハス(4番手の花)は、日の出とともにつぼみが開き、陽が差し込むころには花弁が開き切りました。
関東甲信地方が梅雨明け 去年より1か月遅い
今日7月29日(月)11時、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると、気象庁から発表がありました。
関東甲信地方の梅雨明けは、記録的に早かった昨年よりちょうど1か月遅く、平年より8日ほど遅い夏の到来です。
(yahoo!ニュース 2019/7/29 11:00配信)
気象庁から関東甲信地方が梅雨明けしたという発表が出されました。
空には青空が広がっていて、境内では蝉の声が響いています。
大賀ハスは、花の時期が過ぎ、実が熟つつあります。
これから、気温が高い日が続きそうなので、熱中症にはより注意が必要でしょう。
今日から七月盆(7月13-15日)を迎えます。
今年は三連休。
お盆をゆっくりと過ごされる方も多いことでしょう。
お盆についてはこちらもご参照ください→ お盆の迎え方、精霊棚の飾り方
お盆の棚経廻りをさせていただく、特に新盆をお迎えの檀家さんは予定時刻の通知をさせていただいております。
よろしくお願いいたします。
貞昌院裏庭の茶室前の大賀蓮は、明日か明後日に開花します。
4つのつぼみが同じ日に咲くと思います。
背丈は2メートル程になりました。
大賀蓮(古代蓮)のつぼみがぐんぐん伸びています。
葉の成長も著しいため、つぼみが少し見えづらいため、別方向からも撮影してみました。
つぼみは一番高い葉の高さにまで達し、追い抜く勢いです。
つぼみの高さは、4つとも 170センチに届くところまで成長しました。
つぼみはまだ小さいので、もう少し成長が続くことでしょう。
6日前(7月1日)の様子はこちら → 大賀蓮のつぼみ4つ同時に成長中
1日当たり平均10センチ程度づつ伸びています。
夏至になりました。
一年のうち、昼の長さが一番長くなり、また、この時期は梅雨の真っただ中ということもあり、草木の成長が著しい時節でもあります。
夏至を迎えると、境内の半夏生(はんげしょう)の葉が白くなってきます。
そして、先端には白い穂状の花が咲きます。
半夏生は、季節を表す雑節の一つの名称にもあり、夏至から11日目(7月2日頃)とされます。
この雑節・半夏生の時期に上部の葉が白くなることから、この植物が半夏生と呼ばれるようになりました。
まだまだ雨模様の日が続くようですが、梅雨が明けると本格的な夏を迎えます。
東京・靖国神社で桜開花 平年よりも5日早く
今日3月21日(木)、気象庁は東京・靖国神社にある桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表しました。平年より5日早く、去年より4日遅い開花です。東京の桜は7年連続で平年(3月26日)よりも早く咲きました。
気象庁では、標本木と呼ばれる観測対象の木を定めていて、5〜6輪以上の花が咲いた状態を開花発表の目安としています。
東京では先週から最高気温が15℃を超える日が増えて、19.2℃まで上がった19日(火)夕方に2輪、21.5℃を観測した昨日20日(水)の午後には4輪が開花していました。昨夜から今朝にかけて気温の高い状態が続いたため、開きかけていたつぼみもしっかりと咲いて、開花の発表となりました。
(2019/03/21 ウェザーニュース)
昨日の福岡に続き、東京でも桜の開花宣言が発表されました。
貞昌院境内のソメイヨシノも暖かい日差しに誘われて10輪以上開花しています。
今年(平成31年)は春分の日の3月21日を貞昌院の開花の日とします。
来週がソメイヨシノの見頃となるでしょう。
12月に入り、今年も残すところあと1か月。
今日は秋らしい晴天の天気に恵まれました。
境内のイチョウ(市の名木指定)は、すっかり黄色く色づいており、見ごろを迎えています。
昨年11月末の様子はこちら → イチョウ見ごろ~散り始め »
毎年黄葉の推移を記録していますので、その記録を今年分までまとめておきました。
ただし、今年は台風24号による塩害の影響で全面きれいに黄葉にはならず、北側の枝は葉が枯れてしまって茶色くなってしまっています。
このような感じです。
長崎に原爆が投下されてから73年を迎えた9日、長崎市の平和公園で平和祈念式典が行われた。田上(たうえ)富久市長は平和宣言で、核兵器による軍事力強化の流れに強い懸念を示したうえで、1年前に国連で採択された核兵器禁止条約に賛同するよう日本政府に求めた。
「核軍縮の約束、果たしてください」長崎平和宣言全文
式典には安倍晋三首相や国連のグテーレス事務総長のほか、核保有国8カ国を含む71カ国の駐日大使らが参列。原爆が投下された午前11時2分から1分間、犠牲者を悼んで黙禱(もくとう)した。
昨年は国連で核禁条約が採択され、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞した。田上市長は「地球上の多くの人々が、核兵器のない世界の実現を求め続けている証(あかし)」とした。
一方で世界に1万4千発超の核弾頭が存在し、核兵器は必要だと平然と主張する動きが再び強まっていると指摘。「被爆地は強い懸念を持っている」と批判した。核保有国と核の傘に依存する国に対し、人類が二度と被爆者を生む過ちを犯さないよう、核兵器に頼らない安全保障政策への転換を強く求めた。
日本政府に対しては、国内300超の地方議会が核禁条約への署名・批准を求めていることに触れ、「唯一の戦争被爆国として条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすことを求める」と述べた。
安倍首相は、唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」の実現に向けて粘り強く努力を重ねていくが、核禁条約には参加しないとする立場。6日の広島での平和記念式典に続いて、核禁条約には触れなかった。
今年の式典で奉安された原爆死没者名簿には、この1年間に死亡が確認された3511人の名前が新たに記された。これまで奉安されたのは17万9226人になった。
(朝日新聞2018/8/9配信)
アメリカ軍により長崎に原爆が投下されて、73年目の原爆忌を迎えました。
改めて、犠牲になった多くの方々に弔意を表します。
台風13号が関東地方をかすめ、今日は台風一過の晴天になりました。
境内では百合の花が見ごろを迎えています。
7月26日(木)は、貞昌院大施餓鬼法要(おせがき)が行われます。
大施餓鬼会についてはご案内のとおり⇒7/26大施餓鬼会(おせがき)のご案内 でありますが、ここ連日の暑さがしばらく続きそうですので、暑さ対策としてミスト扇風機を追加しました。
これまでは、ノズル式のミスト装置を設置していたのですが、この扇風機を追加することで、すこしでも暑さが和らぐことを期待したいところです。
本堂内には、空調も入っておりますので、参列の皆様方にはなるべく堂内にお入りいただきますようお願いいたします。
また、水分と塩分補給の出来る飲み物をお配りしておりますので、適宜給水しながら参列ください。
大賀蓮は、第一弾最後の花が4日目を迎えました。
これで、一段落になるかもしれません。
境内の大賀蓮が次々と咲いています。
花数はそんなに多くはないですが、今月中は途切れることなく咲いてくれそうです。
↑こちらは鐘楼堂前、道元禅師尊像の大賀蓮です。
そして、裏庭の茶室前の大賀蓮。
開花まで2日程と思われる蕾の高さを測ると、すでに160㎝を超えています。
蓮を育てていると、大きく育つための必須要素がなんとなく見えてきました。
日照時間がたっぷりあること、窒素、カリなどの肥料が適切なりょうであること、水を常に絶やさないこと。
その他、土の良し悪しも大きな要因だと感じます。
今年は、一つの条件を変えただけで、他の要素を同じにした鉢を試験的に設置しています。
その鉢は、このように、蓮の生育が芳しくありません。
秋になり、その要因が明白になった時点で、その結果をまとめてみたいと考えています。
西~東日本でさらなる大雨 最大級の警戒を
7日午前5時の土砂災害の危険度。8府県に大雨特別警報が発表されている。
7日午前5時現在、福岡県、佐賀県、長崎県、広島県、岡山県、鳥取県、兵庫県及び京都府に大雨特別警報が発表されていて、今後もさらに雨量が増える見込みだ。西日本を中心に記録的な大雨となり、重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況となっているが、引き続き、土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に最大級の警戒が必要となる。西~東日本に停滞している前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となり、前線活動が活発な状況が続いている。このため、西~東日本では広い範囲で記録的な大雨となっている。前線は7日(土)からあす8日(日)にかけて東日本から北日本に北上し、前線上の低気圧はあすにかけて北陸地方沿岸から北日本を北東に進む見込みだ。西日本では前線が停滞し、きょうは活動が活発な状況が続くものとみられる。あすは次第に活動が弱まる見込みだ。
西~北日本では、あすにかけて断続的に雷を伴った激しい雨が降り、きょうは西~東日本で局地的に非常に激しい雨や猛烈な雨が降るおそれがある。今後の雨の降り方によっては特別警報を他の地域にも発表する可能性がある見込み。大雨による災害に最大級の警戒が必要となるほか、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。
(2018/7/7 Yahoo!ニュース 5:33配信)
西日本から東日本にかけての広い範囲で記録的な豪雨となっています。
大雨特別警報が出された地域もあり、今後の雨の動向も心配です。
被害にあわれた地域のみなさまには心よりお見舞い申し上げ、被害が拡大しないことを願います。
気象情報には随時注視していく必要があります。
貞昌院の大賀蓮は次々と花がさいており、見ごろを迎えています。
大型の蓮ですので、目線よりも高い位置に花開きます。
客殿の和室からも蓮の花を楽しむことができます。
和室の襖絵は、大賀蓮をイメージして昨年完成しました。
梅雨明けから3日ほど晴天の日が続いています。
そんな中、境内で育てている大賀蓮(古代蓮)の今年最初の花が開きました。
咲き始め、1日目は午前中いっぱいで一度花が閉じてしまいます。
見頃は2日目、3日目です。
次第に花の開く角度が大きくなり、黄色い花托を見ることができるようになります。
花は背丈よりも少し高い位置に咲いていますので、とても見応えがあります。
これから7月末にかけて次々と咲いていくと思いますので、お寺にお越しの際は是非ご覧ください。
隣の永谷天満宮では、一年の半分経過した6月30日に夏越の大祓、茅の輪くぐりの神事が行われました。
まだ今週いっぱいは茅の輪がありますので、併せて、茅の輪くぐりをお勧めします。
今日も日中はかなり気温が高くなりそうですので、熱中症には注意が必要です。
気象庁は、6月29日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
なんと、平年よりも22日!も早く、昨年よりも7日早い梅雨明けです。
昨日、今日と青空が広がり、真夏のような暑さになりました。
関東地方が7月を待たずに梅雨明けしたことは、観測史上初めてのことだそうです。
また、梅雨の期間(梅雨入りした6月6日から梅雨明け前日の6月28日まで)の日数も、観測史上最短となっています。
大賀蓮のつぼみはだいぶ膨らんできました。
あと2・3日くらいで花咲くことでしょう。
これからも、暑い日が続きそうです。
体調を崩さないよう、水分補給、塩分補給をこまめにしたいものです。
今年の春は、春分の日に雪が降り気温の上下が激しい影響もあったようで、ソメイヨシノ、枝垂桜、八重桜、ハナモモなどの花が一度に咲き乱れる光景が広がっています。
さらに新緑も芽生えだして山の彩はいっそう鮮やかです。
例年よりもソメイヨシノは1週間ほど、枝垂桜やハナモモは10日ほど、八重桜は2週間ほど早く咲き始めているのです。
こんなことは、記憶する限り今までなかったように思います。
永谷天満宮との境界木、ソメイヨシノの古木は散り始めて葉桜に。
今年の春の特徴は、花散らしの雨や強い春風が無かったこと。
そのためにとても長い間、花の時期を楽しむことができました。
新緑の美しい季節へ。
景色はダイナミックに変化し続けています。
昨日の雪から一転、気温がぐんぐん上がり、暖かい一日になりました。
貞昌院と永谷天満宮の境界にある桜(樹齢200年ほど)は一分咲きから二分咲きへ。
墓地の周りのソメイヨシノは陽当たりが良いぶん、開花が進んでいます。
三分咲きほどでしょうか。
ソメイヨシノの満開は来週、3月末くらいになりそうです。
ちなみに、昨年は4月8日が満開でしたので、1週間くらい早めに進行しています。
こちらは八重桜。
まだ蕾の状態ですが、日に日に大きく膨らんでいます。
昨年は4月17日が満開。今年は4月第1週から4月8日あたりでしょう。
その他の桜
緋寒桜は見ごろのおわり。
河津桜は、ほぼ散り終わり。
葉桜になっています。
今年は昨年よりもかなり桜の見頃の時期が早くなることは間違いありません。
東京では昨日(3月17日)開花宣言が出されました。
横浜では、開花宣言はまだ出されていません。
貞昌院では、毎年観察しているソメイヨシノの標準木を見ると、春彼岸の入りの今日になって数厘が開きました。
よって、貞昌院では、2018年、3月18日に開花と認定します。
開花から10日ぐらい後が見ごろになりますので、3月末あたりでしょうか。
そのほか、今見頃の花々を
三椏、キブシ、レンギョウ、緋寒桜
3月18日から春彼岸の入りとなります。
どうぞ、華やかになりつつある景色を楽しみながらお墓参りされることをお勧めします。
■おしらせとお願い
昨年おしらせしたとおり、貞昌院境内墓地の、墓参用水道について増設工事を行いました。
山の上の墓地は、見晴らしがよい反面階段を登った先に墓地区画があります。
坂を登った途中に駐車場を設けており、その駐車場の一角に水屋と水道があります。
このたび、階段を一つ上がった箇所に水道の蛇口を新設しております。
お墓参りの際、手桶に水を入れて階段を登る段数が軽減されると思います。
一つお願いがございます。
「〇〇家」と書かれている手桶は、今後はこれ以上増やさないようお願いします。
「〇〇家」と書かれた手桶が手桶棚を占領してしまうと、それ以外の方が使うことができず不便です。
よって、「貞昌院」の手桶を段階的に増やしてご用意いたしますので、手桶については、お墓参りのどなたでもご利用できるようにご配慮をお願いいたします。
毎日寒い日が続きますね。
日本列島を覆う寒波によって、日本海側は記録的な降雪になっているという報道が続きます。
毎年、この時期になると裏庭の「シモバシラ」という植物のの茎に霜の柱が、まるで花が咲いたようにできています。
近くで見ると、冬枯れした茎の裂け目から氷の柱が繊細な繊維のように伸びていることが分かります。
このように茎の中にある水分が氷点下の外気に触れて少しづつ押し出されていくことにより形作られていきます。
つまり、水が根から茎に吸い上げられる必要があるため、あまり気温が下がりすぎてはシモバシラはできません。
地面にできる、いわゆる「霜柱」も、「シモバシラ」の草にできる「シモバシラ」も同じ原理でできます。
暖かすぎても、寒すぎてもできない微妙なバランスのもとにできていきます。
自然の生み出す芸術作品ですね。
9月に入り、涼しい日が続くようになりました。
山に響いていた蝉たちの声は、秋の虫の声に替わってきています。
今年もたくさんの花を咲かせてくれた大賀蓮は、立葉が枯れ始めています。
実も大きな実が黒く熟しています。
■2017年の大賀蓮成長記
大賀蓮の植替え作業(2017/3/14)
大賀蓮生育日誌 (2017/5/2)
大賀蓮成長記2017(3)(2017/5/26)
大賀蓮成長記2017(4)ビオトープの小宇宙(2017/6/1)
大賀蓮成長記2017(5)(2017/6/27)
大賀蓮成長記2017(6)(2017/6/29)
大賀蓮成長記2017(7)(2017/7/3)
大賀蓮成長記2017(8)(2017/7/7)
大賀蓮成長記2017(9)-開花!(2017/7/8)
大賀蓮成長記2017(10)-見頃(2017/7/9)
大賀蓮成長記2017(11)(2017/7/11)
鐘楼堂前の大賀蓮が見ごろ(2017/7/19)
大賀蓮が一番の見ごろ(2017/7/20)
大賀蓮成長記2017(12)(2017/7/19)
大賀蓮成長記2017(13)-見頃の終わり(2017/7/31)
柿の木の葉は、このように少しづつ紅葉が進んでいます。
秋の気配が次第に濃厚になってきています。
鐘楼堂前にある少女像の前に花が咲いています。
この花は、どこからか飛び散ったか運ばれた種が自然に芽生えて花を咲かせたものです。
まるで誰かがお供えしたようにも見えますね。
仏教用語で「自然」は「じねん」と読みます。
意味は、辞書を紐解くと”人為を離れて、法の本性としてそうなること”とあります。
現在一般的に用いられている「しぜん」の方の「自然」は、西洋のNatureが訳されて広まったとされていますが、それに対して仏教語の自然は「本来あるべき姿そのままの状態」を意味します。
私たち人間も、その営みも自然の一部であって、自然とは森羅万象・天地万物のすべてを包む、ずっと広い世界を対象として捉えます。
その自然の営みに、何らかの価値や感情を見いだすことができることが、私たちの楽しみになったりもします。
まるでほとけ様のがさりげなく花をお供えした、というように。
玄関前の蓮鉢の睡蓮が花を開かせました。
大賀蓮は、花の時期は終わりです。
貞昌院境内で育てている大賀蓮が次々と大輪の花を開かせています。
今朝は鐘楼堂前(道元禅師像前)の蓮がこのように5つほどの花を同時に咲かせています。
今週から来週初頭にかけて順番に花を楽しむことができることでしょう。
2017年7月8日朝
貞昌院茶室前の大賀蓮(古代蓮)が一番花、二番花を咲かせました。
一番目の花見客は、カマキリの子どもでした。
花の上からの景色はどんな感じなのでしょうか。
2つの花が同時に咲き始めています。
いくつかつぼみが膨らんでいますので、今後しばらくは継続的に花を楽しめます。
咲き始めた花の地上高を測ると194cm。
2メートルには届きませんでしたが、それでも見上げるような高さに咲いています。
脚立を使って上から撮影してみました。
こんなに大きな花を約2メートルもの高さに、一本の茎で支えていることに感心します。
なお、大賀蓮の花は、咲き出しの
1日目は半分程度開いて、昼までに閉じてしまいます。
2日目、3日目は日中開いています。
4日目に散りはじめ(風の状況にもよります)
というサイクルで咲いていきます。
ということで、一番花、二番花の一番の見ごろは7月9日、10日となります。
台風3号は日本列島を横断して太平洋に抜けていきました。
今朝は湿度は高いものの、青空が広がっています。
大賀蓮のつぼみは青空に向かって真っすぐ伸びています。
この台風に伴って梅雨前線が活発化し、北陸・新潟では記録的な大雨となりました。
また、福岡県と大分県では、これまでに経験したことのないような大雨となり、大雨特別警報が発表されています。
既に大きな被害が出た地域もあり、土砂災害や河川の氾濫などに引続き厳重な警戒が必要となっています。
被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
茶室前の大賀蓮のつぼみは195cmを越えたところで、ほぼ成長が落ち着きました。
つぼみは、もう少し大きく成長すると思いますので、開花はこの土曜日か日曜日あたりでしょうか。
大賀蓮は5月の日射をたっぷりと浴びて、こんなに大きく成長しました。
立ち葉が鉢全体を覆っています。
葉がまだこれほどまでに成長していない時期は、水面に日光が当たり、藻が繁殖していました。
けれども、このような状態になり、水面に到達する日射が限られてくると、藻の繁殖の勢いは抑制されます。
(藻の繁殖が過剰になると、水質悪化の原因になります)
蓮鉢には荒木田土を入れているので、ミジンコは自然に発生して増えていきます。
そして、ある程度の数になると、微生物、藻、ミジンコ、メダカなどの生物の連鎖のバランスが調和して、蓮鉢の水が清浄に保たれるようになります。
ビオトープとしてもほぼ完成した状態となるわけです。
水をコップで掬って観察すると、小さい生物たちが盛んに動き回っている様子が見えます。
せっかくなので、マクロレンズで撮影してみました。
メダカの食欲も旺盛ですが、それ以上にミジンコの繁殖力も大きく、一定の数でバランスが保たれています。
なお、ボウフラはメダカたちに真っ先に捕食されるので、蚊の発生はありません。
大賀蓮は大型の蓮なので、これからも成長を続けて、背丈ほどまで立ち葉が伸びていきます。
葉の上でカマキリの赤ちゃんを見つけました。
【4月7日午後3時更新】
今日も暖かい日になりました。
ソメイヨシノは一番の見ごろ(満開)になっています。
時折強めの風が吹くと、花弁が舞い始めるようになりました。
土・日を過ぎるとかなり散ってしまうのではないでしょうか。
枝垂桜も3分咲きくらいに咲き進んでいます。
気温が高くなることを待っていたかのように、時間を追って花開いている変化が見て取れます。
ソメイヨシノ 満開 4/7-8
枝垂桜 満開予想 4/9
八重桜 満開予想 4/13
※昨日の予想より1日ほど早めました。今後の天気の推移により数日変動します。
【4月6日午前11時更新】
暖かい日が続きます。
この陽気で、桜が一気に満開になりました。
ソメイヨシノは9分咲きから満開
土・日には少しづつ散り始めることでしょう。
ソメイヨシノ 満開予想 4/8
枝垂桜 満開予想 4/10
八重桜 満開予想 4/14
※今後の天気の推移により数日変動します。
【以下は4月5日の状況です】
境内のソメイヨシノは8分咲きになりました。
今日の暖かさで満開に近くなることでしょう。
一気に華やかな雰囲気になりました。
大賀蓮(古代蓮)は、夏の間に立派な大輪をいくつも咲かせてくれました。
(昨年の記録はこのページ下から見ることができます)
秋から春にかけては、水面の上の葉や茎は枯れて、水面には何も無い状態が続きます。
しかし、土の中では蓮根がどんどん成長して次の世代への準備を進めています。
蓮根は土の中でぐるぐると絡まるように成長していますので、3月中旬くらいに蓮根の植替え作業が必要になります。
植替えをしないと良い花を咲かせてくれません。
冒頭の状態から土を掘り起こして、泥を落としながら少しづつ引き上げていきます。・・
このようにもう新芽が伸び始めています。
芽を折らないよう、静かに静かに引き揚げます。
こんなにたくさんの蓮根が収穫できました。
蓮根は長く連なっていますので、3節程度に切り分けていきます。
細い蓮根も、小さな芽が付いているようなので、適当な長さに切って植替えてみます。
今年も蓮根がたくさん収穫できたので、今年は蓮鉢を3鉢に増やしました。
今年も美しい花を咲かせることを期待します。
貞昌院で育てている大賀蓮(古代蓮)の2016年・1年間の記録をまとめます。
横浜市での記録です。日照、気温その他の要因で違いがあると思いますが、今後の参考のため記録としてまとめました。
3月29日
昨年冬に入る前に葉はすべて枯れ、蓮根が地下で成長しています。
だいたい春彼岸のあたりに一度根を上げて、3節くらいに切り、土の中に埋めなおします。
今年は3月29日に行いました。
鉢の直径は1メートルほど。深さは40センチほどあります。
4月17日
初めての立葉が出てきました。まだまだかわいい芽です。
6月18日
日照時間が長くなり、太陽の日差しを浴びてぐんぐん成長していきます。
人の背丈を越え、花芽も出始めました。
6月29日
一番花がまもなく開花。2メートルくらいの高さまで成長しています。
6月30日
一番花が開花しました。次々と蕾が成長しています。
10月2日
葉は蓮根成長のための肥やしになり、水面より上の部分は全て枯れていきます。
→あとは冒頭の写真の状態になり、来年春の植替えの時期を待ちます。
大事なこと
・日照は大事。日当たりのよい場所で
・肥料は少なすぎても多すぎてもダメ
・水は絶対に絶やさないこと
またまた台風18号が日本列島に接近しています。
今年は本当に台風が多いですね。
それに伴って秋雨前線も活発な活動を続けており、雨の日が多くなっています。
境内の、特に裏庭は山に面しているということもあり、例年よりも湿気を好むツリフネソウが大繁殖しています。
裏庭一面が紫のツリフネソウの花に包まれているのです。
ツリフネソウがこれだけ群生する様子というのはちょっと珍しいのではないでしょうか。
秋がだんだん深まってきています。
大賀蓮は葉を枯らして水面に落ち、次の世代の蓮根の肥料になっています。
金木犀の香りも境内に満ち溢れています。
貞昌院では今年は2カ所で大賀蓮を育てています。
裏庭の茶室前の大賀蓮は、とても日当たりが良い場所であることもあり、7月中にすべての花が咲き終わりました。
もう一カ所、本堂正面、山門を入って鐘楼堂の前にある大賀蓮は現在次々と花開いています。
同じ蓮根から育てた同じ遺伝子を持つ大賀蓮なのですが、やはり日照(それに伴う水温の違い)が開花時期のずれを生み出しているのでしょうか。
まだまだ蕾もいくつかありますので、八月盆過ぎまでは楽しめると思います。
道元禅師像の傘の上に咲く大賀蓮が愛らしいですね、
境内ではホオズキも色付いています。
七月盆(7月13~15日)が終わりました。
15日の豪雨は凄まじかったですね。港南区に避難勧告が出るほどでした。
お盆の期間も大賀蓮の花が次々と咲いています。
7月15日朝
4番花(一番左)が開花3日目。
そして、5番花(一番右)が開花2日目、6番花(奥中央)が開花初日です。
開花の経過を時系列に見ることができます。
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15日昼過ぎのバケツをひっくり返したような豪雨によって、棚経から帰ると、4番花はすっかり散ってしまっていました。
写真は7月16日朝の様子。
5番花と6番花が仲良く並んで咲いています。
今日から三連休。
七月盆と7月26日の大施餓鬼会(お施餓鬼)の合間の連休となります。
一週間くらいかけて墓地周辺の草刈り作業に入ります。
大賀蓮の2番花に続き、3番花が開花しました。
(※2番花は開花2日目)
つぼみもたくさん続いて膨らんでいますので、4番、5番、6番と引き続き咲いていく見込みです。
以前、お寺には蓮華がいっぱい のブログ記事で書いた通り、蓮は仏教の象徴ですから、お寺の中にも蓮をデザインしたものががたくさんあります。
今朝開花したての3番花を上から見ると↓このような姿です。
これは、貞昌院の本堂中央天井に吊っている天蓋(てんがい)を真下から見上げたデザインそのものですね。
時間とともにゆっくりと開いていく様子はとても神秘的です。
大賀蓮の花は、開花した日を1日目とすると、4日目まで花を楽しむことができます。
その様子を時系列にしてみました。
こんな具合で、次々と新しい表情を見せてくれます。