七夕の夜とハグロトンボ(♂)

今日は七夕。
横浜は梅雨の真っ最中ということもあり、時折小雨が降る曇天となっています。
平均して晴天率は20%程度ということですから、この7月7日に星空を見ることはかなり難しいのですね。
天帝により引き離されてしまった織女と牽牛は、年に一度、7月7日にしか会うことができないという、切ないお話ではありますが、よくよく考えてみれば、ベガもアルタイルも、太陽の2倍前後の質量があるわけですから、主系列星の概算で、寿命は100億年位。
ということは、100億×20% = 20億回会うことができる訳です。
人間のカップルが二人で過ごす時間よりもずっとずっと長いじゃないか!コノヤロー!というのが、二年位前、まちゃまちゃのネタでありました(確か)。

それは冗談として、本来は、七夕は旧暦で祝う方が合理的です。
なぜかというと、太陰暦での7日は、上弦の月ですから、夕暮れにはこれから西に沈もうとする月となります。
天の川が見頃になる宵の口を過ぎる頃には、邪魔な月はいなくなります。

そして、何より、旧暦の7月7日は既に梅雨が明けて、24節気の処暑に最も近い新月から7日目の日ですから、晴天率は高いです。
⇒(今年は8月19日)
国立天文台では、この旧暦の7月7日を「伝統的な七夕」としようとアピールしています。
http://www.nao.ac.jp/QA/faq/a0309.html

ということで、今日は曇天で星空は見えませんが、ちっとも残念ではない・・・・のです。


先日、ハグロトンボのメスの写真をご紹介しましたが、今日はオスの写真です。
オスの方が警戒心が強いのか、なかなか近くから撮影させてくれません。
しばらく池のほとりで追いかけっこをしました。

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緑色の鮮やかな金属光沢が美しいですね?
あたりにメスの姿は見えませんでしたが、今日は出会うことができたのでしょうか。


その他境内の花々をいくつか

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投稿者: kameno 日時: 2007年7月 7日 18:38

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