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一年ほど前に記事
Google booksの可能性
でご紹介した Google ブック検索 ですが、この度サービスが開始されました。
まずはGoogle ブック検索の概要について。
■Google ブック検索とは何ですか。
書籍の全文を検索して、ユーザーの興味にあった書籍を見つけ出し購入できる場所や貸出先を案内するサービスです。
■Google ブック検索の仕組みを教えてください。
Google ブック検索 や、 Google.co.jp で検索した際に、検索語句と一致する内容を含む書籍が見つかると、その書籍へのリンクを表示します。 書籍名のリンクをクリックす
ると、図書カード カタログ エントリなどの書籍の基本情報をご覧いただけます。 また、検索語句を含む書籍からの抜粋が表示される場合や、 Google パートナー プログラ
ムを通じて出版社もしくは著者の許可がある場合は、書籍の数ページが表示されます。著作権が消滅している書籍については、全文をご覧いただくことができます。 いずれの
場合にも、書籍を購入できるオンライン書店へ直接移動するリンクが表示されます。
とあるように、出版社や著作者から提供された書籍を、本のタイトル、目次はもちろん、全文をデータベース化して、一括検索できるs組です。
提供元の要望により、書籍の情報パターンは
(1)全文表示 (2)部分プレビュー (3)スニペット表示 (4)プレビューを利用しない の四段階で提供されます。
(1)全文表示 は、書籍全文を表示します
(2)部分プレビュー は、書籍の中の特定の数ページを表示します
(3)スニペット表示は、検索語句の前後のいくつかの文章を表示します
(4)プレビューを利用しない場合は、書籍の基本情報を表示します
となるわけです。
試しに『正法眼蔵』で検索してみましょう。
検索結果から、適当な本をクリック。
すると、このように検索語句が黄色のハイライト表示されていますね。
まだまだサービスは始まったばかりなので、データ量は少ないですが、これから爆発的にデータは増えていくことでしょう。
曹洞宗門の関係者にお願いがあります。
以前のトピックスの際にも書いたのですが・・・・・・
布教活動(教えを広める)の一環と考えれば、宗務庁教化部や、出版部あたりが中心となって積極的に動いていくべきだと思います。
また、文化財になっていたり、希少本となっていたり、絶版になっていて、入手が困難な書籍が多いのも、伝統仏教関連の書籍の特長です。
そのことに鑑みれば、Google ブック検索のようなサービスは、まさに曹洞宗門にうってつけのサービスではないでしょうか。
宗教関連の出版物は、質の高いものがいかに広く読まれるかが重要ですからね。
時代に即した活動も必要です。
ということで、今日はご紹介のトピックスでした。