シモバシラと霜柱

気温の低い日が続いたこともあり、大晦日の今日、境内の「シモバシラ」に霜の「花」が咲きました。

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シモバシラは、シソ科の多年草植物で、秋にはこのような可憐な花を咲かせます

冬になると、葉が落ち、茎は茶色になり、一見枯れたようになります。
けれども、この草の珍しいところは根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げているということです。

茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
近づいてみると、そのことがよくわかります。

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シモバシラの「花」が咲く条件は以下の通り

(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風

この現象は一年に何度も見られるものではありません。

 

地面には、霜柱もびっしり出来ています。
こちらは、土中の水分が土の隙間から毛管現象によって地表に出るたびに凍っていくことにより出来ていきます。
基本的な原理は一緒ですね。

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葉の表面には霜がキラキラと輝いています。
霜は空気中の水分が葉の表面で凍ったもの。
結晶の様子がよくわかります。

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投稿者: kameno 日時: 2013年12月31日 11:11

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