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昨晩から降り続いた冷たい雨は、朝になって上がり、青空が覗いています。
境内の草木たちは水滴を纏い、朝日をいっぱい受けててキラキラ輝きます。
それは、一晩中いそがしく銀の馬車で配り廻った露姫さまからの贈り物。
夜ふけの空
人と、草木のねむるとき、
空はほんとにいそがしい。星のひかりはひとつづつ、
きれいな夢を背(せな)に負ひ、
みんなのお床へとどけよと、
ちらちらお空をとび交ふし、
露姫さまは明けぬまに、
町の露台のお花にも、
お山のおくの下葉にも、
残らず露をくばらうと、
銀のお馬車をいそがせる。花と、子供のねむるとき、
空はほんとにいそがしい。
『空のかあさま』 金子みすゞ
雨だれのプレリュードが終わればきらきら笑う声が聞こえてきそうです。
悲しい涙で枕ぬらしても晴れた日の朝の光を浴びれば明るい笑顔が・・
そんな日を積み重ねていくうちに素直な自分に戻っていけたらいいな。
投稿者 ゆが | 2007年12月23日 22:27
ゆがさん
戻していくのは少しづつでも構わないと思います。
気負わずに・・・・
投稿者 kameno | 2007年12月24日 08:21