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裏山の畑の周辺一面にハルジオンが咲き出しました。 草刈をしてしまう前に、みごとな花畑を撮影。
天気もよく、たくさんの蝶たちが遊びに来ていました。 その中でもひときわ俊敏に飛び回るのがアオスジアゲハです。
しかし、この蝶は飛行速度も早く、花に留まっても直ぐに飛んでしまうため、撮影するのには一苦労です。
それにしても、羽を縦に貫く青緑色の帯が何と鮮やかなことか。
午後には、ハルジオンは雑草とともに草刈機で刈り取り、畑の肥やしとしました。
昔、幼い頃ですが庭の小さな畑のパセリの上にアオスジアゲハの縞々の幼虫がパセリを食べているのをはじめて見た時は、たまげて腰を抜かしました・・・ アオスジだけに、縞々も気合がはいっており「阪神タイガース」ならぬ「青虫タイガース」。 でもあんなに綺麗な蝶になるんだから、と母に教えられそっとしておきました。
あるときレモンティーを飲んだ後、檸檬の種をひとつ、庭の砂に植えました。「換気冷房三菱ウインドファン」の下だったためホースの先から自然と水がその埋めた所にポタポタ落ちて自然と芽が出て20センチくらいに成長した頃、小さなアゲハ蝶の卵を見つけました。幼虫が生まれ、その檸檬の葉っぱを食べ始めた時、木になるのを楽しみにしていた私をよそに、母は「鳥に食べられるから」と、ネットをかけて保護しました。 檸檬の木は惜しかったけれど、ちょうど葉っぱが丸坊主になっつた頃、さなぎになり学校から帰ってきた時ネットの中で羽をパタパタしているのを発見したときはびっくりでした。 ネットをはずして放してやり、空に舞い上がっていくのを見て何だかとても嬉しかったのを覚えています・・
これは私のアゲハ蝶の思い出です。
投稿者 ゆが | 2007年5月10日 22:06
ゆがさん 心温まる思い出ですね。 以前書きましたが、昆虫のサナギの中身は、細胞が壊れてドロドロのスープのような状態になっています。 だから、幼虫(芋虫)と成虫(蝶)は、全く違う生き物といって良いほど、劇的な変化を成し遂げるわけですね。 なぜそのような変身を遂げることが出来るのか・・・・自然の仕組みは本当に不思議です。 そして、パセリの葉を食べていたのは、おそらくキアゲハでしょうか。 レモンの樹の方は、普通のアゲハ蝶かな。 アオスジアゲハは、楠の葉を食べます。 アゲハは種類によって、全く異なる葉を食べるんですが、なぜそのような棲み分けが出来ているのか、こちらの仕組みも本当に不思議ですね。
投稿者 kameno | 2007年5月10日 23:11
お話を聞いて、なるほどと改めて知りました。 kameno様は昆虫にもお詳しいのでうれしいです。 「キアゲハ」はやはり「タイガースファン」だった??
それはさておき、人が生きていくうえで壁にぶち当たる時、心をしずめて自然のあり方生き方で、その智慧を学んだり励まされたり、って事が・・あるんでしょうかね。アゲハチョウ達や鳥・トカゲ・魚・草木もしたたかなるまでの作戦で生きのびていく・・ kameno様、私はそれらからでも仏様の智慧を知る事が出来るでしょうか・・?
投稿者 ゆが | 2007年5月11日 10:32
ただ只管に健気に生きている、その姿に学ぶことや励まされることは多いですね。
投稿者 kameno | 2007年5月12日 09:42
アオスジアゲハの青い紋様が素敵で写真に撮りたいと思っていました。 でも,動きが素早いので撮影は無理と思いました。 しかし,蜜を吸っているときは止まっているので撮れました。 北海道には分布していないと聞いて驚きました。 それもそのはずです。 食餌植物であるクスノキ科の植物が生育していなかったからです。 南方系のクスノキ科は寒さが苦手のようです。 それでもタブノキは青森県深浦に生育しているので, そこではアオスジアゲハが見られるそうです。
ヤブガラシの花は人気があってアオスジアゲハが集まっていました。
投稿者 itotonbosan | 2014年3月28日 20:51
itotonbosanさま 生物の生息範囲には、食餌の生育範囲が大きく関わっていますね。 今後、温暖化の進行により生息範囲も変化していくことが考えられます。 北海道にもそのうちに分布していくのではないでしょうか。
投稿者 kameno | 2014年3月29日 08:41
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昔、幼い頃ですが庭の小さな畑のパセリの上にアオスジアゲハの縞々の幼虫がパセリを食べているのをはじめて見た時は、たまげて腰を抜かしました・・・
アオスジだけに、縞々も気合がはいっており「阪神タイガース」ならぬ「青虫タイガース」。
でもあんなに綺麗な蝶になるんだから、と母に教えられそっとしておきました。
あるときレモンティーを飲んだ後、檸檬の種をひとつ、庭の砂に植えました。「換気冷房三菱ウインドファン」の下だったためホースの先から自然と水がその埋めた所にポタポタ落ちて自然と芽が出て20センチくらいに成長した頃、小さなアゲハ蝶の卵を見つけました。幼虫が生まれ、その檸檬の葉っぱを食べ始めた時、木になるのを楽しみにしていた私をよそに、母は「鳥に食べられるから」と、ネットをかけて保護しました。
檸檬の木は惜しかったけれど、ちょうど葉っぱが丸坊主になっつた頃、さなぎになり学校から帰ってきた時ネットの中で羽をパタパタしているのを発見したときはびっくりでした。
ネットをはずして放してやり、空に舞い上がっていくのを見て何だかとても嬉しかったのを覚えています・・
これは私のアゲハ蝶の思い出です。
投稿者 ゆが | 2007年5月10日 22:06
ゆがさん
心温まる思い出ですね。
以前書きましたが、昆虫のサナギの中身は、細胞が壊れてドロドロのスープのような状態になっています。
だから、幼虫(芋虫)と成虫(蝶)は、全く違う生き物といって良いほど、劇的な変化を成し遂げるわけですね。
なぜそのような変身を遂げることが出来るのか・・・・自然の仕組みは本当に不思議です。
そして、パセリの葉を食べていたのは、おそらくキアゲハでしょうか。
レモンの樹の方は、普通のアゲハ蝶かな。
アオスジアゲハは、楠の葉を食べます。
アゲハは種類によって、全く異なる葉を食べるんですが、なぜそのような棲み分けが出来ているのか、こちらの仕組みも本当に不思議ですね。
投稿者 kameno | 2007年5月10日 23:11
お話を聞いて、なるほどと改めて知りました。
kameno様は昆虫にもお詳しいのでうれしいです。
「キアゲハ」はやはり「タイガースファン」だった??
それはさておき、人が生きていくうえで壁にぶち当たる時、心をしずめて自然のあり方生き方で、その智慧を学んだり励まされたり、って事が・・あるんでしょうかね。アゲハチョウ達や鳥・トカゲ・魚・草木もしたたかなるまでの作戦で生きのびていく・・
kameno様、私はそれらからでも仏様の智慧を知る事が出来るでしょうか・・?
投稿者 ゆが | 2007年5月11日 10:32
ただ只管に健気に生きている、その姿に学ぶことや励まされることは多いですね。
投稿者 kameno | 2007年5月12日 09:42
アオスジアゲハの青い紋様が素敵で写真に撮りたいと思っていました。
でも,動きが素早いので撮影は無理と思いました。
しかし,蜜を吸っているときは止まっているので撮れました。
北海道には分布していないと聞いて驚きました。
それもそのはずです。
食餌植物であるクスノキ科の植物が生育していなかったからです。
南方系のクスノキ科は寒さが苦手のようです。
それでもタブノキは青森県深浦に生育しているので,
そこではアオスジアゲハが見られるそうです。
ヤブガラシの花は人気があってアオスジアゲハが集まっていました。
投稿者 itotonbosan | 2014年3月28日 20:51
itotonbosanさま
生物の生息範囲には、食餌の生育範囲が大きく関わっていますね。
今後、温暖化の進行により生息範囲も変化していくことが考えられます。
北海道にもそのうちに分布していくのではないでしょうか。
投稿者 kameno | 2014年3月29日 08:41