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SZI講演会@總持寺の翌日、空路にて永平寺へ。
前日に引続き、両大本山講演会の第2日目です。
永平寺に到着した私たちを、輝くような新緑の境内が出迎えてくてました。
まずは諸堂拝観。
伝統ある伽藍一つ一つを丁寧にご覧になっていらっしゃいました。
仏殿に祀られている御本尊の三世仏(釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来は、浄土真宗総長夫妻にとっては特に感じるものがあったことでしょう。
引続き監院寮へ拝問。
時間を忘れるほど長い時間、歓談の場を設けていただきました。
永平寺では、修行僧のみの内講(特別講義)として講演会が開催されました。
總持寺での雰囲気とはまた異なった緊張感が漂います。
前日の記事で、他の宗派の視点から、そして、日本国外からの視点から、日本曹洞宗を眺めるということは大切だと感じます・・・と書きました。
もう一つ書き加えるとすれば、講演会においても、会議においても、必ず奥さんを同伴され、このように講演の中で紹介していくという姿です。
単なるアメリカンスタイルと言ってしまえばそれまでなのでしょうが、例えば曹洞宗の中を見ても、寺族が寺院の表に立つということはあまり多くありません。
また、浄土真宗では日本においても婦人会など、信者さんの組織が非常に強固です。
それは何故なのか。
考えさせられることは多いです。
今回の両大本山講演会は、実に多くの縁をいただき、多くの学びをいただきました。
そして、2泊3日の行程を総長夫妻と同行させて戴いた中で、その人柄に触れさせていただき、とても有意義な時間を過ごさせていただいたと感じます。
感謝の気持ちを込めてご報告させていただきました。
追記:
準備物の詰ったバッグ。
空港の手荷物カウンターで重量物のタグを付けられてしまいました。
どうりで重いハズだ!
※この講演会の講演録は夏に発行予定のSOTO禅インターナショナル会報に掲載されます。
現会員の方はもとより、国際布教に興味のある方で会員を希望される方には、会報をお届けいたします。
ご希望の方は、http://soto-zen.net/より、お名前・住所を明記の上、お申し込みください。