紅葉‐緑から赤や黄に

秋も深まり、気温の低下とともに、落葉樹は次々と葉を落とし、来春に備えます。

落葉の前に、葉の葉柄の付根の部分に離層と呼ばれるコルク層が形成され、葉と茎の間で水や養分の流れが妨げられることにより、葉の中で糖分が蓄積され、そこからアントシアン(赤色)とかカロチノイド(黄色)という色素が生成されていきます。
さらに葉緑素が分解されていき、緑の色素が減少していくものがあります。


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写真は柿の葉です。
緑から赤への変化がよく見て取れますね。
本当に自然の作り出す色の演出は素晴らしいです。


植物の種類により、この紅葉(あるいは黄葉)の過程に個性があり、緑、紫、赤、橙、黄というように山々を錦に染めて人々の目を楽しませてくれるのです。

投稿者: kameno 日時: 2005年10月 8日 10:38

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