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クリスマスローズは、大まかに分けて
(1)ノイガー:クリスマスの時期に咲く原種
(2)オリエンタリス:キリスト教の四旬節・「レント」 (イースター前の40日間)のころに咲く
の2種類があります。
蛇足ですが、いま気が付いたこと。
イースター(Easter)は春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日ですから、今年は4月8日。
なんと、今年のイースターは釈尊降誕会(花祭り)と同じ日ではないですか!
めでたいですね!
果たしてメディアに流れる4月8日の話題はイースターが多いか、花祭りが多いか。
その時に分析できればと思っています。
さて、レントには少し早いけど、境内では紫と白の2種類のクリスマスローズが咲きました。
春の柔らかい、暖かい雨の中、普段うなだれて咲いているクリスマスローズは、ますますその花を下に向けています。
撮影しにくい事、この上ありません。
雨の中、馬酔木の花も美しかったので、撮影してみました。
水滴を纏うと、花々は実に活き活きと輝きます。
副住職が"クリスマス"ローズ…
うししししししし。
副住職って、すっごいフレキシブルで好きだなぁ。
やっぱり仏教は懐が深いです。
今や仏教国タイでも、クリスマスはどんちゃん騒ぎが
日本よりもド派手と聞きました。
イースターと花祭りが重なるとはこれいかに。
今年はお寺でもイースターならぬ、花祭りエッグがあっても
いいかも?、なんて勝手なこと言ったりして(^^;。
投稿者 宝船 | 2007年2月19日 01:56
宝船さん
キリスト教徒にとっては、クリスマス以上に重要な復活祭ですから、それは素直におめでたいと思うわけですよ。仏教徒としても。
それに、イースターの日を決めるコンプトゥス(Computus)っていうのは、数学、天文学の基礎を発展させた重要な動機になったことは間違いないわけで、それは複雑なアルゴリズムによって計算されます。
イースターの日は、年によって3月22日から4月25日の間のどこかになりますけれど、4月8日になる確率は実に3.4%でしかないのです。
クリスマスもバレンタインもマスコミによって、本来の意味が失われ、すっかりイベント化されてしまいました。
一方、仏教行事(三仏忌)がマスコミのニュースにどれだけ流されているのか。それだけ宗教が蔑ろにされているということは残念です。
でも、せっかく復活祭と花祭りが重なる今年の4月8日です。
本来の宗教的意味をアピールしていきたいところです。
花祭りエッグ、いいなぁ!!
そういう発想、大好きです。
投稿者 kameno | 2007年2月19日 08:20