写真を見て、一目で何の植物か判る人は相当の観察眼をもっています。
実はこれ、彼岸花の葉です。
彼岸花は、花の咲いている時期には葉は見られません。
しかし、花の時期が終わると、球根からこのように葉が伸びてきて、冬の間中、陽の光を養分に変えて球根に蓄積していきます。
やがて春を迎え、他の植物が芽吹き始める時期になると、彼岸花は逆に葉を枯らしてしまいます。
そして、秋彼岸を迎えるころになると、何も無い地面からいきなり蕾がにょきにょきと出てくる訳です。
昨年9月25日撮影
不思議な自然のサイクルですね。
えっ!知りませんでした!!!
うちでもあちこちに彼岸花咲くんですが、葉っぱがあったとは・・・。毎回、時期が来ると、突然咲くんで不思議だなと思っていたんですが・・・。やっぱり、葉っぱがあったんですね。さっそく、観察してみます!
投稿者 りょう | 2006年2月11日 16:29
花開く時期だけに目が行きがちですけれど、その瞬間までにどのような準備が行われているか、ということにも目を向けてあげると、意外な発見があったりします。
彼岸花だけでなく、自然の仕組みは知らないことがたくさんあります。
投稿者 kameno | 2006年2月12日 08:29