« 道元禅師降誕の日と鎌倉歴史散歩 | 最新記事 | これ、なーんだ? »
15センチくらいの降雪があってから一週間が経過しました。
貞昌院裏庭の茶室から裏山方面を撮影したものです。
どうです?まだまだ雪がたくさん残っていますでしょう。
かなりの湿雪ではありましたが、降雪の夜の冷え込みで、雪がカチンカチンに凍ってしまい、ちょっとやそっとでは融けない状態になってしまいました。
しかも、貞昌院は南側に山があるため、斜面は北向きとなっています。
このため、陽射しもあまり受けず雪も長期間残るわけです。
南側に山があるため、貞昌院の本堂は、北北西向きに建てられています。
地理的条件や○○の方向に本堂を向けるという特別な理由が無い限り、本堂は南向きに建築されることが多いのですが、まあ、貞昌院の場合は地理的要因ですね、恐らく。
江戸時代の絵図にも北北西向きで描かれています。
北向きの本堂では、新居浜の瑞応寺が有名です。
http://teishoin.net/blog/000285.html
私が以前勤務していた会社の近所のお寺は地形的な問題で本堂が北向きでしたね。5カ寺程あります。
投稿者 ikuo | 2006年1月28日 17:59
例えば、弘前の寺町などは、街道を挟んで寺院が向かい合って並んでいます。
こういう場合も北向きや南向きということは地理的条件で決定しまいますね。
投稿者 kameno | 2006年1月29日 12:17
私のところは東に大きな山があり、今時ですと10時頃になりませんと陽が当たりません。本堂も、と言うか本堂しかないのですが、西向きに建てられていますので、冬場は殆ど0度以下です。
ならば夏場は涼しいのかと言うと、夏場は西日が照りつけ真夜中まで温度が下がりません。歴代の住職が短命なのは、過酷な気象条件が原因なのでは、と思います。
投稿者 usagi | 2006年1月30日 15:04
内陸的な気候と山の位置が影響するのでしょうか。気温較差があるというのは大変ですね。
こちらは、冬場は確かに寒いのですが、南側に山があることにより、夏はとても涼しいです。
庫裏には冷房が入っていないのですが、木々を通り抜けてくる南風はとても心地よいです。
投稿者 kameno | 2006年1月31日 00:36