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玄関前の柘榴の木からたくさんの実が収穫できました。
仏教とのかかわりとして、鬼子母神の三昧耶形として吉祥果=柘榴(ざくろ)が挙げられます。
鬼子母神
夜叉毘沙門天(クベーラ)の部下の武将般闍迦(パンチーカ、散支夜叉)の妻で、500人(一説には千人または1万人)の子の母でありながら、常に他人の子を捕えて食べてしまうため、釈迦は彼女が最も愛していた末子・愛奴児(ピンガーラ 嬪伽羅、氷羯羅天)を隠して子を失う母親の苦しみを悟らせ、仏教に帰依させた。以後、仏法の護法善神となり、子供と安産の守り神となった。盗難除けの守護とも言われる。
その像は天女のような姿をし、子供を1人(末子の愛好とされる)抱き、右手には吉祥果(ザクロ)を持つ。吉祥果は人肉の味がするから、とも言われるが、これは後になって付け加えられた話である。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
また、柘榴はキリスト教とも関わりが深く、再生と不死の希望のシンボルとされています。
Madonna della Melagrana
Sandro Botticelli (about 1487)
聖母マリアの象徴ともされますし、アダムとイブが食べた知恵の実が柘榴(malum punicum:カルタゴの林檎)とう説もあります。
柘榴は一つひとつの種がルビーのような透明な輝きで包まれており、実に美しい実です。
果実には女性ホルモンの一種であるエストロンが多く含まれています。
ただし、赤い果肉の部分ではなく、種子の中だそうですので、摂取するのは困難ですね。
私の家の庭にも柘榴の木があり、2階の私の部屋から柘榴の木を伝って下に降りることもできました。
そういった意味があったのですね。
まさに柘榴というと最後のお写真のような赤いルビーのようにキラキラ輝く粒を思い出します。
投稿者 さゅ♪ | 2009年11月 7日 22:48
さゅ♪さん
柘榴の木は枝葉が細かいので木を伝わって降りるのは難儀ではなかったですか?
真っ赤な果肉の甘酸っぱさはなんともいえない美味しさがありますね。
投稿者 kameno | 2009年11月 8日 00:33