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大賀蓮は5月の日射をたっぷりと浴びて、こんなに大きく成長しました。
立ち葉が鉢全体を覆っています。
葉がまだこれほどまでに成長していない時期は、水面に日光が当たり、藻が繁殖していました。
けれども、このような状態になり、水面に到達する日射が限られてくると、藻の繁殖の勢いは抑制されます。
(藻の繁殖が過剰になると、水質悪化の原因になります)
蓮鉢には荒木田土を入れているので、ミジンコは自然に発生して増えていきます。
そして、ある程度の数になると、微生物、藻、ミジンコ、メダカなどの生物の連鎖のバランスが調和して、蓮鉢の水が清浄に保たれるようになります。
ビオトープとしてもほぼ完成した状態となるわけです。
水をコップで掬って観察すると、小さい生物たちが盛んに動き回っている様子が見えます。
せっかくなので、マクロレンズで撮影してみました。
メダカの食欲も旺盛ですが、それ以上にミジンコの繁殖力も大きく、一定の数でバランスが保たれています。
なお、ボウフラはメダカたちに真っ先に捕食されるので、蚊の発生はありません。
大賀蓮は大型の蓮なので、これからも成長を続けて、背丈ほどまで立ち葉が伸びていきます。
葉の上でカマキリの赤ちゃんを見つけました。