シモバシラの霜柱

ここ数日、最低気温が氷点下になる日が続いています。
境内裏庭で育てている植物「シモバシラ」が霜の細い氷柱の衣をまといました。

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シモバシラは、シソ科の多年草植物ですが、冬になると茎が茶色になり、一見枯れたようになります。
けれども、根がしっかりと活きていて水分をどんどん吸い上げています。

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茎の部分は枯れているので、吸い上げられた水は、枯れてしまっている茎の導管を通っていき、導管の裂け目から横に出てきます。
近づいてみると、そのことがよくわかります。

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シモバシラの「花」が咲く条件は次の通りと言われています

(1)地下や茎の中では0度以上の温度
(2)気温は氷点下
(3)晴天である
(4)無風

この現象は一年に何度も見られない珍しい現象です。

投稿者: kameno 日時: 2021年1月10日 08:57

コメント: シモバシラの霜柱

初めての投稿です。いきなりですいません。時折お参りさせていただいています。いつも整然としている境内いいなぁと思っています。季節ごとのお花も大事に育てられていて楽しませてただいています。裏庭にシモバシラの花が見られたとあり、実際見たことないので、見たいと思っていますが、裏庭には自由には入れませんよね。門徒でもないものが伺ってみる事は、むずかしいでしょうか?

投稿者 柏木依吏子 | 2021年1月13日 14:46

柏木様
コメントありがとうございます。
ブログにも書きました通り、早朝の気温が0度を下回る条件が必要になり1年のうち見られる日は限られています。ちなみに今日は見られませんでした。

もしご覧になりたい場合はまず電話で確認いただきましたうえで、玄関にお越しになってください。

投稿者 kameno | 2021年1月13日 15:08

お返事ありがとうございます。
遅くなりました。
遠慮なくお電話させて頂く事あると思います。
その時は、どうぞよろしくお願いします。
朝冷え込んだ時がいいのですよね。
お電話7:30頃でも大丈夫ですか??
よろしくお願いします。

投稿者 柏木依吏子 | 2021年1月15日 17:58

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