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今年も、大船観音寺を会場に「キャンドルナイトin大船観音」が開催されます。
日時 平成27(2015)年6月21日(日曜日)午後6時より
会場 大船観音寺(JR大船駅西口下車 徒歩5分)
(↓りうりう師による昨年の動画です。これまでの記録はページ末のリンクをご参照下さい)
大船観音寺には70年前、広島に投下された原子爆弾の残り火(平和の火)が大切に保存されています。
この平和の灯ををキャンドルに灯して広げる静かなイベントです。
夏至に開催されるキャンドルナイト。
キャンドルナイトの際には、電気照明の代わりに、ろうそく(キャンドル)を灯します。
便利な文明社会にどっぷりつかっている現状をいま一度振り返り、ろうそくの温かくやわらかい明かりに集まった家族、友人、皆と語り合うことによって、日常生活に還元していくことこそが、キャンドルナイトの目的であるといえます。
ろうそくの明かりがなぜ人を惹きつけ、人を集めるのかは、ろうそくが古来より宗教儀式の中で重んじられて来たということにその理由が見つかるかもしれません。
今年(2015年)開催のキャンドルナイトin大船観音では、ハーピスト・八木健一さんに演奏をいただきます。
■キャンドルナイト演奏会八木健一(ハープ)
小学生からアイリッシュハープを習いヨセフ・モルナール氏( ウィーン少年合唱団出身/ 日本ハープ協会会長) の薦めでペダルハープに転向。以後も同氏に師事し、桐朋学園大学ディプロマコースでモルナール氏にハープを師事。
桐朋学園オーケストラ演奏会( 小澤征爾氏指揮)、名古屋フィルハーモニーオーケストラ、群馬交響楽団、東京シティーフィル等に参加。
幅広い音楽活動を続け現在に至る。室内楽、ソロ演奏で活躍するかたわら、毎年草加市で開かれる国際ハープフェスティバルでは実行委員長を務めている。
[東京大空襲鎮魂演奏について]
「私の父八木康二は昭和20 年3 月10 日に東京下町を襲った大空襲を罹災し、家族4 人を失った。父は生前その悲惨さを黙して語らなかったが、父の姿から、その無念さが伝わって来て生涯癒されることはなかった。そんな父が他界した翌年の 2009 年3月10日に、私は亡き父や罹災された方たちのために、東京大空襲のレクイムCD「祈り・光へ」を制作し披露した。私はそれ以来、亡き父の遺志を継ぎ、 毎年3月には平和コンサートを続けている」
また、2011 年5月と2012 年8月には曹洞宗神奈川第二宗務所の僧侶による「お炊き出し」と「復興支援活動」のために宮城県東松島市を訪れ演奏し、2013 年9 月には石巻で「こころの復興コンサート」を行っている。現在、日本ハープ協会理事
心地よいケルティッシュハープの音に包まれたスローな雰囲気をどうぞお楽しみください。
みなさまのご参加をお待ちしております。