原水爆禁止国民平和大行進@大船観音

今から51年前(1958年)、原水爆禁止国民平和大行進が被爆地広島から東京に向けてスタートしました。歩くという素朴な行動が市民の共感をひろげ、行進には100万人が参加しています。
現在は、全都道府県と7割を超える自治体を通過し、毎年10万人の人々が参加しているそうです。

2009年の国民平和大行進は、5月9日、北海道礼文島、東京夢の島出発を皮切りに全国で行進がはじまりました。

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東京を出発して広島に向かう一行が本日(5月15日)午後、大船観音寺に到着しました。


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神奈川県原爆被災者の会事務局により、ここ大船観音寺には全国唯一、原爆被災者の会により護られている「広島原爆の残り火(=平和の火)」が灯されている「聖地」であると説明があり、6月10日に開催されるキャンドルナイトin大船のパンフレットも皆さまに配布いただきました。

このほか、被爆者体験、トランペットの演奏があり、ひと時の休息の後一行は次の目的地に向けて出発していきました。


原水爆禁止日本協議会

1945年8月6日ヒロシマ市、9日長崎市に相次いでアメリカ軍によって原爆が投下され、21万人の命が奪われました。さらに、1954年3月1日には太平洋ビキニ環礁でアメリカの水爆実験がおこなわれ、マーシャル諸島の住民と日本の多くの漁船が被災しました。
「原水爆禁止日本協議会」(「原水協」)は、こうした中で「核戦争阻止」「核兵器廃絶」「被爆者援護」という三つの基本目標を掲げ、1955年9月19日に思想・信条を超えて日本の幅広い人々を結集し結成されました。
その後、原水協は、被爆の実相を世界に知らせ核兵器廃絶の世論を広げる活動を半世紀にわたって続け、毎年8月ヒロシマ、ナガサキで「原水爆禁止世界大会」を開き続けてきました。こうしたなかで核兵器廃絶の声はいま世界に大きく拡がり、核兵器廃絶を求める決議は国連で圧倒的多数の国が賛成、核保有国に緊急に廃絶することを迫っています。



■関連リンク

国民平和大行進2009
原水爆禁止日本協議会

投稿者: kameno 日時: 2009年5月15日 23:01

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