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町内会館に備蓄されている非常用食糧のうち、期限を迎えるものを使い、炊き出し訓練が行なわれました。
主催は、災害時支援者委員会です。
今年からガソリンの発電機に加えて、LPガスの発電機が加わりました。
メンテナンスが容易になり、直ぐに起動させることが出来ます。
全体オリエンテーションの後、班別に分かれてより具体的な対策を話し合いました。
その後、炊き出し班と、発電機班に分かれ、災害時に即した訓練を行ないました。
発電機班は、新しく導入した発電機を使い、電灯と扇風機等の動作を確認します。
その後、貞昌院の太陽光発電と、井戸水、湧き水を見学しました。
炊き出し班は、備蓄倉庫にあるアルファ米の炊き出しと、豚汁造りです。
アルファ米は、お湯(水でも可)を注ぐだけで、50食分が一気に出来上がります。
その後、出来上がった非常食を皆でいただきます。
食事を前に災害対策についての説明と意見交換会が行なわれました。
障害者や高齢者など災害時に特別な支援が必要な人たちを「災害時要支援者」と定義しています。
災害時支援者委員会は、町内会役員・民生児童委員が中心となって、平成20年から災害時要支援者名簿作成にとりかかり、災害時支援者委員会の活動が始まりました。災害時の支援を求める人、ボランティアに応じる人、登録から始まり、「もしもの時」との不安から要支援者登録も自主的に行なわれました。
ボランティアも<安否・誘導・介護・救出・その他>から自分ができるものを選んでもらうようにしたところ、例えば安否確認くらいならできる、と登録された方も多くいらっしゃいます。防災訓練時に安否確認し、その際要支援者と担当ボランティアが顔を合わせます。
また、研修会は年2回、簡易トイレの組立や炊き出し等を定期的に行なっています。
多くの参加をいただいた研修は有意義なものとなりました。
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