災害対策-応急手当の基礎実技

町内会、地区民生委員を骨格とした「災害時支援者委員会」主催による「応急手当の基礎実技」が開催され、多くの災害ボランティアの皆様が講習を受講しました。

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災害時の 救急処置としては

・傷病者の管理法 
・骨折の応急手当 
・けがに対する応急手当 
・搬送法
・首のけがに対する応急手当
・溺水に対する応急手当
・熱傷に対する応急手当
・ショック状態への対応

などが挙げられ、この中からいくつかを実践しながらの講習となりました。


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災害時には多くの傷病者が発生します。
キーワードは「救命」「悪化防止」「苦痛の軽減」
傷病者に適した体位(姿勢)を保つことは、呼吸や循環機能を維持し、苦痛を和らげ、症状の悪化を防ぐのに有効ですので、傷病者の希望する、最も楽な体位を取らせことが大切です。

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主な体位としては

仰臥位(ぎょうがい)(仰向け)
仰臥位(仰向け)
膝屈曲位
腹臥位(ふくがい)
回復体位(側臥位(そくがい))
半座位
座位
ショック体位(足側高位)

などがあります。

本やインターネットなどで、その方法を目にしたことはあっても、実際にそれを行なってみたことがあるか無いかで、いざという時に大きな差が出ます。
横浜市消防曲のサイトへ

定期的に実地訓練を行なっていくことが大切です。


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投稿者: kameno 日時: 2010年5月23日 23:05

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