未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集お披露目会

「未来につなぐ子どもの遊びヒアリング集 ?ここで遊んだ 笑った おこられた?」
の発刊を記念して、お披露目・交流会が開催されました


■お披露目・交流会
22年5月23日(日) 13:30?15:30
金井幼稚園ホール


内容:
TVKでの紹介番組の鑑賞
お茶を飲みながらのゆったりトークショー
昔の遊びを楽しもう(紙芝居・メンコ・おはじき・お手玉など)

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あいにくの雨模様の天気となりましたが、絵本をつくろう会の方、ヒアリング協力者、地域の方々、子どもたち・・・・金井幼稚園ホールには多くの方々が集いました。

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港南区長さんにもお越しいただきました。

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幅広い世代、さまざまな環境で子ども時代を過ごした方々が、それぞれの体験を分かち合い、交流を深めることは意義があります。

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後半には、紙芝居・メンコ・おはじき・お手玉などをみんなでで楽しみました。
 
 

昔はこんな遊びをしたのだよ・・・という、単なる思い出話では発展性がありません。
現代社会の中に「川で泳いだ」「造成現場で遊んだ」などということをそのまま当てはめるのは非現実的です。

けれども、今という時代に合った「遊び」は何かを世代を交えた中で考え地域全体で取り組んでいくことは可能です。
世代を越えた結びつきをどのように構築していくことができるのかがキーポイントでしょう。

現代の子ども、遊びは大人に管理され過ぎているという指摘もありました。
大人は、あくまでも周囲から暖かく見守るに留め、自主的な遊びを伸び伸びと出来る環境をさりげなく構築するという程度でよいのかも知れません。


当日の様子は、ブログ cafeから始まるおもしろまちづくり にも書かれていますので是非ご覧ください。

これから、ヒヤリング集を素材として「絵本」作成のプロジェクトが引続き行なわれます。



追記
神奈川新聞に掲載されました
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(2010/5/25)


外で活発に遊んだ子ほど学習熱心に


子供時代に外で活発に遊んだ人ほど、本を読む割合や大学進学率が高い――。国立青少年教育振興機構は24日、こんな調査結果を公表した。
調査に携わった千葉大の明石要一教授(教育社会学)は「子供が外で遊ぶことで、探求心や知的好奇心を刺激し、学習意欲も向上させるのでは」としている。
調査は昨年末、全国の20?60歳代の男女5000人と、小中高生1万1000人を対象に実施。「川や海で泳いだ」「友達と相撲をした」など30項目をもとに、外遊びの体験豊かなグループとそうでないグループとに分けた。
それによると、「体験豊か」という大人のグループは、1か月に本を1冊以上読む人の割合が71%にのぼり、少ないグループ(47%)より24ポイント上回っていた。最終学歴が大学以上(50%)という人も「少ない」グループより5ポイント多かった。
ただ、同じ調査では、外遊びのうち、海や川で遊んだ経験のある人が60歳以上で半数以上にのぼるのに対し、今の中高生は4割に満たない実態も浮かんだ。明石教授は、「学校や家庭は、子供が外で遊ぶ機会をもっと増やす努力をすべきだ」と指摘している。
(読売新聞2010年5月25日)



■関連リンク
港南の絵本をつくろう会
港南区役所のHP

■関連ブログ記事
2つのお披露目会

投稿者: kameno 日時: 2010年5月24日 05:53

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