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今年は早い時期から暑い日が続いています。
気温が上がり、湿度が高くなるとホタルにとってはこの上ない条件となります。
定点観測で訪れている千葉県勝浦市では、昨年より10日ほど早くゲンジボタルが飛びはじめました。
日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。
この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくするという努力により、ホタルは増え続けました。
自然の乱舞が見られるということはとても貴重なことだと思います。
写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を4分ほど取っているからです。
実際はほとんど暗闇です。
ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。
動画でも撮影しました。
雰囲気だけでもお届けできたらと思います。
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