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町内会員を対象に、災害対策についての説明と意見交換会が行なわれました。
主催は、災害時支援者委員会です。
テーマは「大地震が起きたら」
町内会のみなさんの関心の高さもあり、多くの方々が集まりました。
(1)支援を必要とする(障害者・高齢者など)方々の安否確認および誘導について
(2)関東大震災・阪神淡路大震災・東日本大震災からまなぶ
(3)減災行動のすすめ
の3項目にについて、私が担当、講義させていただきました。
1時間半のお話し、意見交換のあと、災害時の備蓄品について、実際に備蓄されている物品の確認を行いました。
今回は浄水器を実際に使用してみました。
このような↓水路の水を濾過してみます。
手動式で、ハンドルを回すことにより水がみるみる綺麗になって出てきます。
実際に飲んでみました。
夜になってもお腹が痛くならないので、大丈夫だったようです。
大災害時には、水はいのちを繋ぐ貴重な物資の一つとなります。
障害者や高齢者など災害時に特別な支援が必要な人たちを「災害時要支援者」と定義しています。
災害時支援者委員会は、町内会役員・民生児童委員が中心となって、平成20年から災害時要支援者名簿作成にとりかかり、災害時支援者委員会の活動が始まりました。災害時の支援を求める人、ボランティアに応じる人、登録から始まり、「もしもの時」との不安から要支援者登録も自主的に行なわれました。
ボランティアも<安否・誘導・介護・救出・その他>から自分ができるものを選んでもらうようにしたところ、例えば安否確認くらいならできる、と登録された方も多くいらっしゃいます。防災訓練時に安否確認し、その際要支援者と担当ボランティアが顔を合わせます。
また、研修会は年2回、簡易トイレの組立や炊き出し等を定期的に行なっています。
多くの参加をいただいた研修は有意義なものとなりました。
今月18、19日には、委員会メンバーによって宮城県に行き、現地の社会福祉協議会、民生委員の方々と意見交換会を行う予定です。