防災のための身近な組織2

防災のための身近な組織  の続報です。

町内会、地区民生委員を骨格とした「災害時支援者委員会」主催による心肺蘇生・AEDの使用に関する実地研修が町内会館を会場として行われました。
20090822-01.jpg20090822-02.jpg20090822-03.jpg
20090822-04.jpg20090822-05.jpg

地域ケアプラザ及び地元消防署より講師をお招きし、介護や救助方法について措置法を学んでいきます。

防災意識の高まりを反映しているのでしょう、50名を超えるボランティアの参加がありました。
いざというときのために体験しておくということはとても大切なことであるといえます。

 

 

■応急手当(救命措置) 年齢別比較表(研修資料より)

            年齢
救命処置
成人(8歳以上) 小児(1?8歳未満) 乳児(12ヶ月未満)
119番通報
AEDの手配
反応がなければ
大声で助けを呼ぶ
救助者が一人だけの場合、
先に2分間の心肺蘇生法を実施
119番通報とAEDの手配 119番通報
気道確保の方法 頭部後屈あご先挙上法

人工呼吸
(省略可能)
心肺蘇生法の開始
正常な呼吸(普段どおりの息)をしていないことを確認後ただちに
吹き込み方法 口対口 口対口鼻
吹き込む時間回数 約1秒かけて2回吹き込む
吹き込む量 胸の上がりが確認できるまで
胸骨圧迫 圧迫部位 胸の真ん中(乳頭と乳頭を結ぶ線の真ん中) 左右の乳頭を結ぶ線
の少し足側
圧迫の方法 両手 両手又は片手 2本指(中指と薬指)
圧迫の深さ 4?5cm程度 胸の厚みの 1/3 程度
圧迫のスピード 1分間に約100回
圧迫回数 30回
AED 装着の準備 到着次第 AEDは使用しない
使用電極パッド 成人用パッド 小児用パッド(ない場合は成人用パッド)
電気ショック後の対応 ただちに心肺蘇生法を再開(5サイクル2分間)
気道異物 反応あり 腹部突き上げ法、背部叩打法 背部叩打法
反応なし 通常の心肺蘇生法の手順


AEDは最近では駅や主な公共施設に設置されておりますが、お寺への設置も具体的に検討していこうと考えています。
だいたい 月5,000円程度でリースできる ようです。

投稿者: kameno 日時: 2009年8月23日 01:23

コメントを送る