ゲンジボタル定点観測2017

毎年この時期にゲンジボタルを観に出かけています。
定点観測を行っている千葉県勝浦市では5月下旬から6月上旬がピークになります。
今年はやや早め。数日前から飛び始め、ピークを迎えています。
日没後、周囲が闇に包まれ始めると、一つ、また一つと光が増えていきます。

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8時前後が飛翔のピークとなり、それを過ぎると次第に光が減っていきます。

 

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川筋に沿って飛翔するので「川成りホタル」とも呼ばれます。

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気温が上がり、湿度が高くなるとホタルにとってはこの上ない条件となります。

写真では明るく見えますが、その理由は露出時間を3分ほど取っているからです。
※コンポジットのような合成は行っていません。1枚ものの写真です。

実際はほとんど暗闇です。
ホタルにとって、暗い夜は必要不可欠な条件なのです。

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今年も昨年に負けず、それ以上に多くの蛍が飛び交っていたように感じました。
条件がそろった結果なのでしょうか。
 
この地区では、地元の方が土手の草を刈ったり、川をきれいに清掃したり、夜間の照明をできるだけ少なくしています。
田んぼの農薬を抑えるということも大きいようです。
いずれにしても、ゲンジボタルが自然に乱舞している様子が見られるということはとても貴重なことだと思います。

 


■これまでのブログ記事
ゲンジボタル定点観測2016
ゲンジボタル定点観測2015
ゲンジボタル定点観測2014
ゲンジボタル定点観測2013
ゲンジボタル飛翔はじまる
蛍・乱舞・ランデブー
日本一早いゲンジボタルの飛翔
瀬上の森・ゲンジボタルの危機
ゲンジボタルの乱舞・川成リホタル
朝日新聞に掲載されました
ゲンジボタル飛び始めました
ホタル発光のしくみ解明
ゲンジボタルが最盛期
今年もホタルの季節になりました
読売報道写真大賞の賞品が届きました
投稿者: kameno 日時: 2017年5月27日 01:37

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