« ゲンジボタル定点観測2013 | 最新記事 | 梅花流全国奉詠大会@宮城(1) »

 石炭と木炭の中間という表現がぴったりですね。 
最戸産の亜炭を使ったことがある方のインタビュー﹁低温で石炭のように炎が出ない。燃えかすが多くて、臭かったな﹂︵神奈川新聞平成8年6月4日︶が印象的でしたので、さっそく実験開始です。 
火を起してお湯を沸かしてみましょう。
 
こんなときは、茶道具の火熾が便利です。
石炭と木炭の中間という表現がぴったりですね。 
最戸産の亜炭を使ったことがある方のインタビュー﹁低温で石炭のように炎が出ない。燃えかすが多くて、臭かったな﹂︵神奈川新聞平成8年6月4日︶が印象的でしたので、さっそく実験開始です。 
火を起してお湯を沸かしてみましょう。
 
こんなときは、茶道具の火熾が便利です。
 
 ・・・・さすがに着火性は悪いですね。 
10分ほどかかりました。
・・・・さすがに着火性は悪いですね。 
10分ほどかかりました。 
 しかも、臭気の強い白煙が濛々と立ち昇ります。 
窓を開けて換気扇フルパワーで凌ぎます。 
煙の匂いは、中国産の花火で遊んだ後、バケツの水に浸したときの匂いです。 
おそらく硫化水素をたくさん含んでいるのでしょう。 
まともに吸い込んだら健康に支障をきたすかもしれません。
 
ようやく着火しました。 
炎が継続的に出ています。 
また、燃え進むにつれて層の部分から亜炭が分解していきます。
しかも、臭気の強い白煙が濛々と立ち昇ります。 
窓を開けて換気扇フルパワーで凌ぎます。 
煙の匂いは、中国産の花火で遊んだ後、バケツの水に浸したときの匂いです。 
おそらく硫化水素をたくさん含んでいるのでしょう。 
まともに吸い込んだら健康に支障をきたすかもしれません。
 
ようやく着火しました。 
炎が継続的に出ています。 
また、燃え進むにつれて層の部分から亜炭が分解していきます。
 

 着火した後は外に持って行きました。 
︵家の中ではとても作業が継続できません︶
着火した後は外に持って行きました。 
︵家の中ではとても作業が継続できません︶
 

 やかんに水を1リットルほど入れて、亜炭にかけます。 
ウチワで扇ぎながら待つこと10分。
 
80℃ほどのお湯になりました。
 
では、さっそくお茶を淹れてみましょう。
やかんに水を1リットルほど入れて、亜炭にかけます。 
ウチワで扇ぎながら待つこと10分。
 
80℃ほどのお湯になりました。
 
では、さっそくお茶を淹れてみましょう。
 
 丁度淹れ頃の温度なので、おいしそうなお茶が出来ました。
丁度淹れ頃の温度なので、おいしそうなお茶が出来ました。
 
 !・・・・美味い!!!!
!・・・・美味い!!!!
 
 ︻実験結果︼
 
100グラムほどの亜炭でも、お茶は充分に淹れることができる。 
ただし、換気には充分な注意が必要。 
根気も必要です。
 
 
 
現在の港南区エリアで産出された亜炭は、常磐炭の四級品程度、1キロあたり平均3700キロカロリーの熱量だったそうです。
 
とすると、100グラムの亜炭の持つ熱量は370キロカロリー。 
熱効率を20%と仮定すると、74キロカロリーですので、1リットルの水を約70℃上昇させるポテンシャルがあるということですね。 
まあ、計算どおりでしょう。
 
燃焼時にも独特の臭気や大量の煤煙を出すため、燃料事情が好転すると早々に都市ガスや石油などへの転換が進められたということが充分納得できる実験となりました。
︻実験結果︼
 
100グラムほどの亜炭でも、お茶は充分に淹れることができる。 
ただし、換気には充分な注意が必要。 
根気も必要です。
 
 
 
現在の港南区エリアで産出された亜炭は、常磐炭の四級品程度、1キロあたり平均3700キロカロリーの熱量だったそうです。
 
とすると、100グラムの亜炭の持つ熱量は370キロカロリー。 
熱効率を20%と仮定すると、74キロカロリーですので、1リットルの水を約70℃上昇させるポテンシャルがあるということですね。 
まあ、計算どおりでしょう。
 
燃焼時にも独特の臭気や大量の煤煙を出すため、燃料事情が好転すると早々に都市ガスや石油などへの転換が進められたということが充分納得できる実験となりました。