« シドモアと日米友好の桜100周年 | 最新記事 | 富士山三昧の小旅行 »
早いもので、もう平成23(2011)年度の期末を迎えました。
ソメイヨシノの開花もまもなくです。
貞昌院には平成15(2003)年より太陽光発電設備を運用しており、定期的に太陽光発電の実績値を纏めて精査しています。
3月末までの記録速報はこちらです。
一昨年(2010年)2月から、倍額買取制度が適用され、KWhあたり48円で東京電力に売電しており、その電力は他の電力需要のために融通されています。
この倍額買取により、貞昌院の電気料金負担(グラフ中「黄色●」の「東京電力から買入れている電気代ー売っている電気代」)が少なくなりました。
「東京電力から買入れている電気代ー売っている電気代」の部分を抜き出して、グラフにしたものが次の図です。
初夏から夏場に掛けては、電気基本料金を含めて「電気代がマイナス=電気料金が収入超過」が当たり前になっていることが判ります。
(なお、昨年と今年、2月の電気料金が増えていますが、その理由は本堂で行われた演劇による臨時電力需要のためです)
2010年2月からの倍額買取制度により、電気料金として東京電力に支払っている電気代収支は、初夏から夏に掛けてはマイナスとなっています。
つまり、冒頭に書いたように電気代は黒字。
2011年は、節電の効果もあり、貞昌院は、お寺全体としての電力料金に関して年間を通した電力収支もほとんどゼロとなりました。
太陽光発電設備は設置から8年経過しましたが、これまで故障無く順調に運転を続けています。
発電量の劣化は、まだ認められません。
設置以降、発電電力量の総計は 40,848 Kwhとなりました。
KWhあたり48円として計算すると 1,960,704円。
KWhあたり24円 として計算しても 980,352円分の電気を生み出してきたことになります。
今後とも継続的に報告していく予定です。
■関連ブログ記事
屋根貸し制度と曹洞宗メガソーラー
太陽光発電2011年の総括
太陽光発電2011年前期の総括
太陽光発電2010年の総括
エネルギー源分散のメリット
節電対策・4月分の結果