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宗門の公務で能登半島へ出向きました。
石川県宗務所への公務(日帰り)です。
往路は羽田空港から能登空港へ。
雪に覆われた北アルプスの山並みを眺めながらのフライトでした。
能登空港に到着後、七尾にある宗務所へ向かう途中、少し迂回して總持寺祖院に拝登させていただきました。
能登半島といえば、2007年3月25日 9時42分に能登半島沖を震源として大地震が発生し、總持寺祖院など多くの建物に甚大な被害が出ました。
これまでもブログ記事で何度か記いています。
能登地方で震度6強の地震が発生
能登半島地震・追記
能登半島地震・あなたの心を能登へ
能登半島地震からの復興を願い
總持寺祖院門前の蕎麦屋さん
鶴見萬燈の夕べ 点描
石川県、鶴見区合同懇親会
総持寺祖院山門が曳家により移動
それから11年ほど経過しました。
震災により倒壊した手水舎は修復が完了しています。
しかし、参道を進むと、仮設足場に覆われた山門が目に入ります。
曳家により一度移動し、それが元の位置に戻され、屋根などの本格的な修復が始まったところです。
さらに、回廊の下には線路が敷かれ、これから曳家を行う準備がされています。
僧堂、大祖堂の前では重機が作業を行っています。
祖院の寺務所は、現在は一時的に仏殿に移されています。
能登地震から11年が経過しても、まだまだ本格的な復旧復興には至っていないことがよくわかります。
継続的な支援が大切なことだと痛感しました。
宗務所での公務も終わり、帰路は能登半島の日本海側を通り金沢駅へ。
途中、千里浜なぎさドライブウエイを通りました。
このように砂浜を通行できるのは、日本で唯一この道のみ、世界でも数カ所しかないそうです。
砂の目が非常に細かく、砂が締まった状態になるために、普通のタイヤでも通行できるのです。
金沢からは かがやき で一路東京へ。
日帰りでの往来がごく当たり前にできるようになり、とても便利になりました。