総務省は2日、来年10月から簡易型携帯電話(PHS)と携帯電話の間で番号持ち運び制度を導入するための省令改正を実施する方針を発表した。
ショートメッセージサービスも携帯電話とPHSの間で送受信できるようになる見込みだ。
(読売オンライン2013/10/2)
昨年から総務省が携帯電話に「070」番号を開放し、それに伴いPHSと境内電話とのMNP実現のウワサが、ようやく具体的に実現する日が決定しました。
来年(2014年)10月ということなので、まだまだ先の話ではありますが、やっと・・・という感じです。
PHSと携帯電話のユーザー数は差が開くばかり。
主にPHS専用に割り当てられていた070番号は、アステル、ドコモPHSの相次ぐ撤退により、ウイルコムのみ。
かなりの余裕があります。
逆に、090、080番号は、使用可能な 1億8000万件のうち1億6000万件がすでに割り当てられており、来年中にも枯渇する恐れが出てきました。
そこで目を付けたのがPHS専用である「070」の開放。
情報通信審議会にて諮問され、決定に至りました。
さらに、これまで出来なかった携帯電話の 090、080番号とPHSの 070番号間でのMNP(電話番号ポータビリティ)が実現することとなりました。
通話料金形態が大きく異なる事業者同士での電話番号ポータビリティですので、事業者間のユーザーの流出・流入がどのようになるのか注目されます。
事業者シェアも数年後にはまた大きく変化しているのかもしれません。
私はウイルコムの前身であるDDlポケットの時代、1995年からPHSメインとして使用してきておりますので、来年10月のMNP導入を心待ちにしていました。
MNPが導入されてもPHSの特徴は失わずに存続していって欲しいものです。
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