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昨年書いた記事で、横浜市における葬列・野辺送りをご紹介いたしました。
死者を地域の住民(講中)により、ねんごろに弔うという、この良き習慣なのですが、最近はこのような葬列を組むということは殆んどなくなってしまいました。
昨日、行田の長光寺様へ伺わせていただいた際に、境内に立派な霊棺が置かれているのを見かけました。
立派な霊棺ということに感心したのと同時に、死者を丁重に弔い、縁のある方々により見送るという習慣が失われつつあるという状況に、大いに考えさせられました。
■葬列の順列はこのような感じです
堤燈?前厨子?施主花?供物?香炉?洒水?回向料・祠堂料?導師?位牌?遺影?お膳?遺物?杖?七本塔婆?霊棺?天蓋?後厨子?親戚
冒頭の横浜の事例と比較してみてください。