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2024年3月16日
これまで金沢までの区間が営業していた北陸新幹線が福井・敦賀まで延伸されました。
実に整備計画から半年。
北陸は江戸時代は海運︵北前船・西廻り航路︶により結ばれており、鉄道の時代に入ると、北陸本線は鉄道の基幹路線として発達してきました。
首都圏から福井まで鉄道で行くには、東海道新幹線で米原経由、北陸本線の特急乗継ぎが主流でしたが、今日からは首都圏と福井県が新幹線で結ばれたため、選択肢の幅が増えました。
曹洞宗の大本山、永平寺への交通の利便性も格段に向上することが期待されます。
北陸新幹線延伸の今日、敦賀駅では、東京行の一番列車﹁かがやき502号﹂の午前5時から発車時刻午前6時11分にかけて出発式が行われ、斉藤鉄夫国土交通相、長谷川JR西日本社長、杉本福井県知事、米澤敦賀市長らが出発を見守りました。
東京ー敦賀間には﹁かがやき﹂が1日9往復運航されます。
また、在来線区間には、特急サンダーバードや名古屋方面からの特急しらさぎと敦賀駅で接続する北陸新幹線﹁つるぎ﹂が1日25往復。富山-敦賀間を18往復、金沢-敦賀間を7往復運行されます。
北陸新幹線3月16日福井県開業! イベント一覧 人気俳優﹁駅長﹂やブルーインパルス飛行
北陸新幹線の福井県内開業に合わせて3月16、17の両日、新幹線4駅周辺でさまざまなイベントが繰り広げられる。恐竜や食、アニメ、伝統工芸などをアピールし、観光客をもてなす。航空自衛隊の飛行チーム﹁ブルーインパルス﹂は16日、4駅上空を飛行。福井県によると、県内では21年ぶりの展示飛行で、福井駅上空で実施する絵を描く演目は県内初とみられる。3月16日の主なタイムスケジュールをまとめた。
︵画像は福井新聞より引用︶
福井市の福井駅周辺では﹁北陸新幹線ウェルカムフェスタ﹂が開かれる。福井商高チアリーダー部﹁JETS﹂などが観光客を出迎え、人気グループ﹁EXILE﹂の橘ケンチさんが自身監修の日本酒の鏡開きを行う。恐竜ショーや化石発掘体験もある。
敦賀市の敦賀駅周辺では﹁つるが街波祭﹂と銘打ち、同駅から金ケ崎緑地までの各所で28のイベントがある。俳優大和田伸也さんや歌手西川貴教さんが特設ステージに登壇し、花を添える。新しい敦賀の地酒﹁月きよし﹂の鏡開きなどもある。
あわら市の芦原温泉駅周辺では﹁新幹線歓迎会﹂を開催。アニメ﹁ちはやふる﹂の声優陣によるトークショーのほか、ダンスパレード、ドローンショーなどを予定している。
越前市の越前たけふ駅では、俳優の小泉孝太郎さんが﹁越前市特別1日駅長﹂を務める。越前和紙を使った地元高校生の書道パフォーマンスなどがある。
ブルーインパルスは福井駅上空で15分間、巨大な﹁さくら﹂﹁ハート﹂﹁サンライズ﹂などをスモーク︵煙︶で描く予定。県はおすすめの観覧場所を足羽川左岸の桜橋―泉橋間としている。他の3駅はスモークを出してまっすぐに飛び、開業を祝う。
︵福井新聞 2024/3/16 配信︶
北陸新幹線敦賀延伸を盛り上げるため、各地でイベントが開催されています。
今後、能登半島地震からの復興が進み、北陸各所が活気づいていくことを期待しています。