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「墓じまい」「離檀料」に関する報道について





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墓じまいなどで遺骨を別の場所に移す改葬は、
●2011年度は、7万6662件だったのが、
●2021年度には、11万8975件と、10年で55%増加しています。

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改葬・墓じまいにかかった期間です。
●1年以上かかったという人が、18%、
●1年未満が11.9%、
●3カ月未満が42.3%、
●1カ月未満が27.7%でした。
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改葬と墓じまいが同列に書かれていますが、この場合の墓じまいの定義は何でしょうか?
単に「改葬にかかった期間」で良いのではないでしょうか。

 


墓じまいの一般的な流れです。
①親族での話し合い。
②お寺や霊園に墓じまいを伝える。
③新しい納骨先を決める。
④墓石撤去を依頼する石材店を決める。
⑤改葬許可申請の手続きを行う。
⑥閉眼供養を行う。
⑦遺骨の取り出し、墓石の撤去を行う。
⑧改葬先に遺骨を納める。
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ついに一行目の「改葬」という言葉が無くなってしまいました。
これも、墓じまいの一般的な流れではなく、「改葬の一般的な流れ」とすべきでしょう。


60代男性です。
「3年前に公営墓地の墓じまいを決断した。所有者を調べたら、亡くなった祖父のままだった。
所有者の変更のため、火葬証明や、血縁者の同意を貰うなどで、愛知から大阪に10数回通って半年ほどかかった」
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墓じまいにかかった費用です。
ある調査によると、 一番多かったのは『10万円~30万円未満』
次に多かったのは『10万円以下』と
『50万円~100万円未満』でした。
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2つ上と同じ。
墓じまいにかかった費用ではなく、「改葬にかかった費用」とすべきです。



 
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新しい納骨先で新たに墓を買う場合は、永代供養墓、樹木葬、納骨堂などの費用が、5万円~100万円です。
納骨先によって変わってきます。
開眼供養のお布施の相場は、3万円~10万円。
墓を購入せず、手元供養や散骨を選ぶ場合は、数千円~50万円です。
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番組に届いたご意見です。
「墓には親族7人の骨が入っているが、私も姉も家を出ているので、寺に相談に行くと、墓じまいには1柱100万円、つまり7人分の700万円プラス更地にする経費などもあり、とても無理。
不本意だが放っておくしかない」
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「墓じまいをした。寺からは永代供養1柱100万円と言われ、会ったこともない檀家さんのまとめ役に『菓子折りと5万円ぐらい渡してください』と言われた」
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曹洞宗見性院の橋本住職です。
「一般的に離檀料は10万~30万円ほど。墓じまいされると、檀家が減りお布施収入が少なくなるため、『最後の一稼ぎ』をしようとしているのではないか」
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以上、最近の「墓じまい」「離檀料」という用語を用いた報道に対する雑感をまとめてみました。
投稿者: kameno 日時: 2023年10月18日 20:20

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