« 断臂摂心の夜 |
最新記事
| 超高速モバイルネットアンテナ工事 »
2013年12月11日
アイソン彗星は、残念ながら太陽に再接近した際に蒸発・崩壊してしまい、巨大な雄姿を見ることが適いませんでした。
しかし、今年は彗星の当たり年。
ちょうど、同じ明け方、アイソン彗星が見えるはずだった位置よりやや北の空にラブジョイ彗星︵C/2013 R1︶が観測の好機を迎えています。
ラブジョイ彗星は、2013年9月7日にオーストラリアのテリー・ラブジョイさんによって発見された彗星です。
今朝、貞昌院で撮影したラブジョイ彗星です。
︵クリックすると拡大します︶
東北東の空、かんむり座の直ぐ近くにあります。
画面下に見えるのは、貞昌院のイチョウの木です・
この方向には住宅街があり、街明かりの影響を受けますが、それでも冬の空は透明度が高くたくさんの星を見ることが出来ます。
ラブジョイ彗星の尾も見ることが出来ました。
だいたい4等星くらいの明るさでしょうか。
canon EOS kissX7+Tamron 90mmMacro f2.8 5sec ISO1600 3枚コンポジット
彗星の観測には双眼鏡が一番です。
東の空が開けている場所であれば、街中でも見ることが出来るはずです。
今がちょうど観測の好機となったラブジョイ彗星。
ただ、気温が一番低い時間帯ですから、充分に暖かい服装で眺めてみてください。
。