« 仙石線最後の被災列車撤去 |
最新記事
| 皆既月食×東京スカイツリー »
2011年12月10日
法王、タブレットでツリー点灯 ソニー端末を使用
ローマ法王ベネディクト16世は7日夜、バチカンにいながらにして、約200キロ離れたイタリア中部グッビオの丘に飾り付けられたクリスマスの照明をともした。使ったのはタブレット型端末。これがアップル社のiPadではなく、ローマ法王庁などによると、ソニーのタブレットSだった。このため、﹁法王様はアンドロイドに乗り換えたのか﹂と、ネット上で話題となっている。
法王はこの日、国営放送のテレビ中継で、﹁暗闇に明かりがともることを願う﹂などと語りかけた後にタッチスクリーンに触れ、ネットを通じて点灯した。84歳の法王は、今年6月からツイッターにも投稿している。その際使われていた端末はiPadだった。
グッビオのイルミネーションは、教会の立つ丘いっぱいに、ツリーの形に広がっている。高さ750メートル、幅450メートルで面積は約13万平方メートル。30年前に始まり、地元では﹁世界最大のクリスマスツリー﹂と呼ばれている。
︵朝日新聞 2011年12月9日・写真は バチカンで7日、タブレット型端末を使ってクリスマスツリーに点灯するローマ法王ベネディクト16世=AP︶
日本では、アイフォン、アイパッドの勢いが強いですが、﹁ローマ法王がアイパッドからソニーのアンドロイド端末に乗換えた﹂ということが話題となっているようです。
そのソースとなったのが、イタリア・グッビオの丘に飾り付けられたクリスマスツリー点灯式のニュースです。
グッビオのツリーは、ギネスブックで世界最大のクリスマスツリーと認定されており、高さは実に2,132フィート!、使用される電線の長さは25,000フィートに及びます。
きっとそれはそれは見事なイルミネーションなのでしょう。
ツリー点灯は、グッピオの丘から200km離れたバチカンからローマ法王ベネディクト16世により指令が出されました。
タブレット端末を使ったり、ツイッターでつぶやいたり・・・・・最新の機器を使うところが、伝統宗教とミスマッチであるように感じがちですすが、それはきっと偏見です。
歴史を振り返ると技術の最先端には、いつも宗教が絡んできました。
製本技術、印刷技術・・・・メディアと宗教っていうのは切っても切り離されない関係にあるのです。
昨年の点灯の様子がYoutubeに公開されていましたので、ご紹介します。
︵こちらは、アイパッドによる点灯儀式です︶
そして、今年の点灯式はこちら。
︵ソニーアンドロイド端末による点灯儀式です︶
ローマ法王ベネディクト16世といえば、東日本大震災を経験した日本の少女による
﹁どうして日本の子どもは怖くて悲しい思いをしなければならないの?﹂
との質問に、
﹁私も自問しており、答えはないかもしれない。キリストも無実の苦しみを味わっており、神は常にあなたのそばにいる﹂
と回答したやり取りが記憶に新しいところです。
世の中にイルミネーションが溢れる季節を迎えました。
宗教は違えど、一つひとつの明かりが暗闇を照らし人々の心に平安を届けてくれますように・・・・