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2009年3月29日
子どもたちが山でエビフライを見つけてきました。
本当にエビフライにそっくりです。
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エビフライの元は松ぼっくり。
以前﹃トリビアの種﹄で紹介されたこともあるのでご存知の方も多いと思います。
リスやムササビなどが松ぼっくりを食べると、その鱗片の部分以外を残すため、その食べ残しがこのような形になるというものです。
リスの作ったエビフライについては、埼玉県立自然史博物館のサイトに詳しいので、ご紹介いたします。
アカマツ林にエビフライ?
自然史博物館の岩石園付近には,アカマツの林があります。ほとんどの来館者は気がつかずに通り過ぎてしまいますが,木の下をよく見ると,まるでエビフライのようなものが落ちていました︵図1︶。これは一体なんでしょう?
実はリスの仲間がアカマツの球果を食べたあと︵食痕‥しょっこん︶なのです。形がまるでエビフライに似ているので通称エビフライといいます。もう少しよく観察すると,エビフライのほかにバラバラにされた鱗片(りんぺん)の破片もたくさんありました。また食べることを途中でやめたと思われる食痕も発見できました。途中でやめたものは,球果を食べたことがとてもよくわかります。
エビフライをたてに切ってみると,球果軸が基部で太くなっていることが判ります
︵埼玉県立自然史博物館 自然史だより 第38号より︶
それにしても偶然が作り出す造形とはいえ実に不思議なものを生み出しますね。