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『英語で知る日本のマナー』
Learning About Japanese Etiquette in English が発行されました。
著者/訳者名 岩下宣子 監修 / ディビッド・A・セイン 英文
出版社名 主婦の友社 (ISBN:978-4-07-266229-8)
サイズ B5 判 132 ページ
発行年月 2009年3月26日
価格 1,200円(税込)
経緯はこちら ⇒ 寺院参拝のマナー
日本の文化をネイティブに紹介しましょう四季のハッキリした 日本ならではの風土から生まれた 年中行事。
日々の四季感を大事にした しきたりを 外国の方々に伝えたいものです。また 日本には お互いを思いやる気持ちから生まれた いろいろなマナーがあります。
マナーといっても 決して堅苦しいものではありません。
相手のことを常に気にかける 日本の習慣を 英語で紹介してみませんか。
これ1冊で日本人も外国人もハッピーになれます!
Contents
Part1 日本のお付き合いのマナー 帯祝い/お宮参り/お食い初め/初節句と節句の祝い方/七五三/長寿の祝い/厄年と厄落とし など
Part2 食事のマナー箸づかい/会席料理の食べ方/そば/すし/天ぷら/うなぎ/和食のタブー など
Part3 年中行事 歳時記
Part4 結婚式・お葬式のマナー
という構成となっています。
写真をふんだんに使用した美しい本です。
このうち、寺院の参拝のマナー、歳時記の除夜の鐘などで協力をさせていただきました。
寺院の参拝のマナー項のサブタイトルは
「仏様にごあいさつの気持ちで、寺院に向かいましょう / Visit the temple out of a desire to greet Buddha」
どうぞ、お寺を参拝するときには、単なる観光として建物や庭を眺めるだけではなく、そこにいらっしゃる本尊様にごあいさつをする気持ちを持ってくださいますようお願いいたします。
お墓参りの際も、お墓に直行するのではなく、お墓を守ってくださる本尊様にごあいさつをしてからお参りされることをおすすめいたします。
そんな気持ちを込めてみました。
編集担当のK沢様、本当にお疲れ様でした。
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結婚のしきたりと常識辞典
>お墓参りの際も、お墓に直行するのではなく・・・
観光寺に行ったときには、お賽銭を上げ本尊様を拝むのに、ナゼ菩提寺の本尊様にご挨拶できないのか不思議です。
こちらの説教師さんの寺の寺報を読みましたら、そういうのは「空参り」というのだと書いてありました。なるほどと感心したしだいです。
投稿者 うさじい | 2009年3月29日 05:36
うさじい様
「空参り」ですか。言いえて妙ですね。感心しました。
普段からお護りくださっている本尊様のことにはなかなか気づかないのかも知れません。
この本では例えば一月は元旦、門松、注連飾り、神棚飾り、鏡餅、若水迎え、お屠蘇、お雑煮、おせち料理、初詣、七草粥、鏡開き、小正月・・・といった具合に季節の行事も詳細に纏めています。
英語は習ったけど何を伝えることが出来るのか、普段はあまり気にしていないけれど、それぞれ意味のある日本の文化風習について改めて見直すことができる本だと思います。
多くの方に読んでいただきたいものです。
投稿者 kameno | 2009年3月29日 09:45