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2007年1月 5日
低迷大相撲の“救世悪魔”﹁デーモン﹂初場所に再降臨
7日初日を迎える大相撲初場所のNHK中継で、中日︵14日︶に芸能界きっての好角家、デーモン小暮閣下が、再びゲスト解説者として登場する。悪魔メーク︵本人は素顔と主張︶と国技の異色コラボはすっかり定着しそうだ。
﹁彼はああいうアバンギャルドな外見とは裏腹に、古き良き日本文化の造詣も深い。“相撲小僧”でしたからね。昨日今日の知識じゃない。そこいらの専門家より、よっぽど深いですよ﹂
こう語るのは、閣下と並んで相撲に詳しい漫画家のやくみつる氏︵47︶。実は桐蔭学園高校→早稲田大学を通じて閣下の先輩にあたるだけに、彼の“相撲オタク度”を、だれよりもよく知っている。
﹁我が輩は、相撲ファン歴300年﹂と豪語してはばからない閣下は、昨年の初解説で﹁紅白に出るよりうれしい﹂と歓喜していた。実際、相撲好きは小学生時代にさかのぼる筋金入りで、高校の時は当時の蔵前国技館近くにある古本屋で、相撲文献を読みあさっていたという。
ヘヴィメタバンド﹁聖飢魔II﹂として世に“降臨”してからは、相撲協会もさすがにあの姿での観戦は断ったようだが、﹁本人いわく“世を忍ぶ仮の姿”で、たびたび足を運んでいる﹂︵角界関係者︶という。
やく氏によると、﹁今も場所ごとに全取組を録画して、自分だけのライブラリーをつくっている﹂というマニアックさ。“若貴バブル”が去り、外国人力士の台頭で以前より相撲人気が低迷する中、NHKにとっては知識・キャラクターとも得難い存在。再登場依頼は当然の成り行きか。
閣下が出るのは初場所8日目、14日の日曜日午後3時15分から。注目度の高い時間帯だ。解説はメーンの正面が、十両は錦島︵元前頭筆頭・敷島︶、幕内は高砂︵元大関・朝潮︶の両親方が担当。そして向正面では十両・幕内とも閣下が務める。
﹁伝統を守りつつも、改める所は改めようという改革論者でもある。彼みたいな人が横審に入ってくれれば、角界の未来も明るいんだけど…﹂と先輩・やく氏も期待の解説。苦境に立つ角界にとっては“悪魔の手”も借りたい事態か。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000004-ykf-ent
﹁また来るぞ、フハハハハ…﹂
この言葉が現実となりました。
大相撲初場所の中日︵14日・日曜日︶午後3時15分から、NHK中継の解説者として再び降臨します。
思い返せば、一年前、やはり大相撲初場所の中日に解説者として初登場し、それにしてもマニアックな知識の数々と、的確な解説に思わず唸らせられ、記事にしてしまったほどです。
特に、わずか中継残り時間1分ほどになってから、岩佐アナウンサーに﹁︵閣下が相撲に対し︶今一番リクエストしたいですか﹂と振られ、それに対する回答と放送の締めくくり方は、本当に感心させられました。
↓
http://teishoin.net/blog/000339.html
これからも定期的に解説をしてくれるのではないかと密かに期待しています。
相撲に限らず、スポーツ中継の面白さは、アナウンサーや解説者次第で大きく変わってしまいます。
先日の箱根駅伝では、︵あくまでも個人的印象ですが︶、瀬古選手が母校を贔屓しすぎているような面があり、ちょっと残念に思えました。
その点、昨年の中継では、NHKの岩佐アナウンサー、デーモン小暮閣下共に、とことん相撲を知り尽くし、誰よりも惚れこんでいる訳ですから、中継が面白く無いわけがありません。
今年も十両・佐藤アナウンサー、幕内・岩佐アナウンサーとデーモン小暮閣下による中継となります。
今からワクワクしているところです。