曹洞宗 貞昌院 Teishoin Temple, Yokohama, Japan
2011年 第87回大会
平成23年の情報です |
2011/1/3 |
いよいよ新春恒例、第87回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)がスタートしました。
午前8時、東京・大手町をスタート。箱根・芦ノ湖までを往復する10区間217.9キロのコースを20校が争います。
⇒ルート詳細はこちら 箱根駅伝@ルートラボ
今年も貞昌院に程近い「花の2区」、今年も権太坂を下ったあたりで応援してまいりました。
出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し3冠を目指す早稲田は、1区大迫から平賀へと2位日大に13秒差をつけて襷リレー。
目の前を平賀が安定した走りを見せ通過していきました。
さすがに出雲・全日本でアンカーを務めただけあって安定した走りです。
駒澤・撹上は通過順位こそ8位通過でしたが、2区では各大学ほとんどタイム差が無いので往路各選手が自分の力を発揮していけば良い順位に入ってくることでしょう。
この区間では東海大・村澤の走りが目立ちました。
なんと17人抜きの区間賞です。
■往路 2区平戸口 通過順
■箱根駅伝 往路記録(芦ノ湖ゴール地点)
東洋大学三年連続往路優勝!
箱根のゴールに最初に飛び込んできたのは東洋大・柏原竜二でした。
早稲田は1区から4区までトップを守りました。しかし箱根登り区間5区猪俣英希が東洋大学の「山の神」柏原に追い抜かれ、柏原がそのままゴール飛び込びました。
柏原は昨年の不調を見事に跳ね除け、東洋を三年連続往路優勝に導きました。
早稲田・猪俣は柏原に抜かれたものの、最後の下りの区間で懸命の走りをみせ、一位と27秒差で2位でゴール。
30秒以内の差は、復路総合優勝に充分望みを繋ぐことのできる差となっています。
駒澤大学は1位から3分25秒の差。
小さいタイム差の中に多チームがひしめいているため、明日の復路は混戦が予想されます。
順位 大学 トップ差
1 東洋大学
2 早稲田大 00:27
3 東海大学 01:57
4 明治大学 02:21
5 駒澤大学 03:25
6 國學院大 05:09
7 城西大学 05:41
8 中央大学 06:01
9 拓殖大学 06:10
10 日本体大 06:27
11 東京農大 06:37
12 帝京大学 06:38
13 山梨学院 07:00
14 専修大学 07:27
15 神奈川大 07:43
16 青山学院 08:02
17 日本大学 09:05
18 中央学院 09:29
-------復路繰上げスタート
19 学連選抜 11:33
20 上武大学 11:44
■復路情報
早稲田大、18年ぶり総合優勝 箱根駅伝 今季3冠達成!
東洋は21秒差で2位、駒澤は往路5位から追い上げ3位でゴール!!
第87回東京箱根間往復大学駅伝復路は3日午前8時芦ノ湖からスタート。
東京・大手町までの復路5区間109.9キロに20が参加して行われました。
芦ノ湖を27秒差でスタートした早稲田・高野選手は東洋大・市川選手に追いついた15キロ過ぎのカーブで、凍結した路面に足を滑らせて転倒。
一瞬ヒヤッとしましたが、直ぐに立ち上がり市川選手を抜き返しリードを広げて襷を繋ぎました。
この6区では、駒澤の千葉選手の走りがダントツに巣晴らしかったですね。
路面のコンディションが良くない中、区間記録を10年ぶりに塗り替える快走で5位から3位に引き上げました。続く7区の窪田選手も区間賞の走りで早稲田、東洋との差を追い上げます。
復路はまず9区を応援してまいりました。
■9区柏尾付近 通過順
1位通過の 早稲田・八木選手と2位 東洋・田中選手との差は約1分。
明らかに田中選手の勢いが勝っています。
これから権太坂の登り。その差をどれだけ詰められるのでしょうか。
果たして大手町のゴールに最初に到達するのは早稲田か、東洋か。
今年も9区に引き続いて10区も応援してきました。
■10区蒲田付近 通過順
この時点で早稲田・中島選手と東洋・山本選手の差は30秒ほどに詰められています。
距離にして150メートルほどしかありません。
山本選手からも中島選手の姿がはっきりと捉えられています。
さらに、10位のシード権争いがほとんどタイム差の内中に5、5校が固まっています。
最終通過となったのは日本大学。残念ながら鶴見中継所で襷をつなぐことができませんでした。
■東京・大手町ゴール
第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)総合成績
1 早稲田大 10:59:51(総合新)
2 東洋大学 11:00:12(総合新)
3 駒澤大学 11:03:53
4 東海大学 11:08:12
5 明治大学 11:08:24
6 中央大学 11:11:24
7 拓殖大学 11:11:28
8 日本体大 11:13:19
9 青山学院 11:13:20
10 國學院大 11:13:23
---------------シード権ここまで
11 城西大学 11:13:26
12 山梨学院 11:13:50
13 帝京大学 11:14:21
14 東京農大 11:15:43
15 神奈川大 11:16:37
16 中央学院 11:19:00
17 専修大学 11:21:05
*18 学連選抜 11:21:17
*19 上武大学 11:25:11
*20 日本大学 11:28:00
*=繰上げ
最終的に、総合タイムが11時間を切り、2位東洋大学までが総合新記録でゴールするというスピードレースとなりました。
東洋大学は8、9、10区の連続区間賞を取る走りで早稲田を追い詰めますが、10区途中からわずか100メートル弱の差を詰められず、3年連続総合優勝はなりませんでした。
10区で終始先頭が見えていただけに悔しさも一入だったのではないかと思います。
シード権を狙う10位集団を形成している5校のうち、ゴール直前で國學院・寺田選手がコースを間違えるミスで大きくタイムロス。その後の猛スパートで1人抜き返し、シード権10位に滑り込みました。
城西大学は僅か3秒の差でシード権を失ってしまいました。
駒澤大学は1、2年生主体のチームで3位に入りました。
来年以降が楽しみです。