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2011年12月に貞昌院にやってきた京浜急行大師線で使われていた線路は、搬入時から側面がかなり錆びていました。
→ 線路がやってきた
貞昌院にやってきて3年が経過した現在、線路はこのような状態です。
当初、切断面は綺麗な鉄色をしていたのですが、現在は切断面も側面同様赤錆に覆われています。
それ以外の元々錆びていた面はあまり変化がありません。
そもそも、線路は純度の高い高炭素鋼で造られており、野ざらしの状態でおいておくとこのように赤錆が発生します。
そういうものなのです。
東日本大震災後、仙石線の一部区間では不通が続き、何ヶ月も経たないうちに線路表面全面がひどく赤錆に覆われていました。
一日何本もの列車が走行する線路では、車輪と線路が接触する面は、錆が落とされてピカピカになっていますが、側面は赤錆で覆われます。
あまりにも線路上部が錆びついたままの状態だと、信号電流の通電不良による信号トラブルが発生する可能性があるため、運用に供されている線路では「錆取り列車」を走らせることもあるようです。
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