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眼下に広がるその眺望、そして地域のランドマークとなるそのフォルム。高層マンションならではのメリットです。都市の華やぎと安らぎを満喫できるタワーマンションでの生活を、現実のものにしてみませんか。
このようなうたい文句で、駅に隣接した地区に次々と高層マンションが建てられています。
上永谷も例に漏れず、駅前にツインタワーマンションが建設中です。
写真の右端に写っている山が、貞昌院の裏山です。
(まもなく桜が満開になります)
マンションが建てられている場所には、もともと遊水地があり、その上部にゴルフ練習場がありました。
土地をさらに有効利用するために、さまざまな案が検討され、結果、16階建てのタワーマンションがもっとも適していると判断されたようです。
高層マンションの定義では、10階以上が高層、20階以上が超高層となりますから、高層マンションの部類に入ります。
現在は14階まで建設が進んでいるこの新しいランドマークは、この地にどのように影響を与えるのでしょうか。
昨年から境内に「四つ目垣」を作っております。昨年のものはしだれ桜の根元の保護のもので小規模でしたが、今年はちょっと広めに作りました。そうしたところ、庭に立体感がでてきて良い感じになりました。
さて、画像の前後を比べると、明らかに高層マンションが建つ前のほうが眺望が開けていて清々します。これが美的感覚のある建物ならまだしも、美しいとはいいがたい建築物を建てられると妙な圧迫感だけが感じられます。
こういうものを見るたびに思い出すのは、欧米建築の環境と調和を保った美しさです。200年以上も作り続けている教会などにも驚きました。考え方が根本的に違うのでしょうか?
投稿者 usagi | 2006年3月23日 09:02
usagiさん、コメントありがとうございます。
駅前の土地は、高度利用が進み、上へ上へと建物が伸びていきます。
首都高速を横浜方面から東京に向かう途中、品川近辺などはその最たるものです。
眺望だけでなく、海風をさえぎってしまい、都心のヒートアイランド化がさらに加速するとの予測もあります。
この上永谷のマンションも、当初は19階建ての計画でしたが、住民の反発が大きく、16階となりました。
また、開発業者から話によると、一直線の形ではなく、ツインタワーとしたことにより、できる限り圧迫感を無くし、日照権の阻害も最小限に配慮したとのことです。
いずれにせよ、コストをできるだけ押さえて、利益をできるだけ追求するのことは、ある程度営利企業だから仕方がないことかも知れませんが、もうすこし景観に重点を置いてもらえると嬉しいですね。
関連では、大船観音の直ぐ隣に高層マンション計画があり、こちらの方は計画が中止の方向に向かっているそうですが、その推移も見守っていきたいところです。
大船観音向かい側に高層マンション建設計画 市は開発を許可
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/01_kama/2005_2/04_01/kama_top1.html
投稿者 kameno | 2006年3月23日 12:40