駒澤大学駅伝情報 No.22
2008年 第84回大会
公式記録は、箱根駅伝の公式サイトをご覧ください 箱根駅伝2008
祝!駒澤大学総合優勝・早稲田大健闘の2位
第84回箱根駅伝復路は、復路1分14秒差で2位スタートの駒澤大学が逆転し、3年ぶり6回目の総合優勝を果たしました。
12年ぶりに往路を制した早稲田大学は、箱根の下り6区を区間賞の走りで駒澤に3分11秒の差をつけたものの、7区駒澤・豊後に追い上げられ、2分14秒差。
そして8区・深津がみごと区間賞の走りを見せ、戸塚中継所では僅か15秒差に。
9区に入り早稲田・三輪と駒澤・堺の併走がしばらく続きましたが、権太坂の下りで一気に突き放されてしまいました。
私は、10区・大手町ゴール付近での応援でしたが、続々と入る速報に一喜一憂しながら、選手達の到着を待っていました。
10区・新八ツ山橋では、1分35秒の差。
少しづつ差を広げられています・・・・
さすが、選手層の厚い駒澤大学。
6区終盤で3分以上の差を冷静かつ着実に取り戻し、日本橋を渡る頃には、逆に2分20秒余りの差をつけていました。
駒澤大学の総合力がもたらした優勝でしょう。
早稲田大学も大健闘。よくやりました。
早稲田のアンカー・神澤は、理工学部の2年生。これからも楽しみな選手です。
それにしても、今年は戦国駅伝ならではの様相を呈し、予選会出場の中央学院大が3位、そして何と言っても関東学連選抜が4位と大躍進をみせました。
逆に、優勝有力候補の順天堂が5区で棄権、復路では大東文化大学が9区で、東海大が10区で途中棄権という波乱に満ちた大会でもありました。
昨年は、山の神、順天堂・今井の強さが際立った駅伝でしたが、今年は早稲田大学が山の神を味方につけ、箱根の山登り・山下りの5区、6区で区間賞を取り、これが総合2位の原動力になったといえます。
思い返せば、この ブログの一本目の記事は、2005年、第81回箱根駅伝において、10区で区間記録を出つつ後一歩及ばずシードを逃し、涙する選手たちの写真を掲載しました。
本当に悔しかったのですが、この悔しさがあったからこそ、今年の躍進があったとも言えます。
今年は駒澤大学の選手層の厚さが他大学を大きく上回っていました。おそらく来年も好成績をだすことでしょう。
駒澤大学と早稲田大学の両者が競う駅伝を、来年以降も是非見たいものです。
往路2区、復路10区を力走する各選手の写真です
Photos by Tetsuya Kameno
サムネイルをクリックすると大きくなります
2区・平戸付近 ︵通過順︶
1位 山梨学院 M.J. モグス
|
2位 中央学院大学 木原真佐人
|
3位 駒澤大学 宇賀地強
|
4位 東海大学 伊達秀晃
|
5位 東洋大学 黒崎拓克
|
6位 日本体育大学 北村聡
|
7位 大東文化大学 佐々木悟
|
8位 日本大学 ギタウ・ダニエル
|
9位 早稲田大学 高原聖典
10位 中央大学 徳地悠一
|
11位 東京農業大学 外丸和輝
|
12位 関東学連選抜 東野賢治
|
13位 城西大学 伊藤一行
13位 亜細亜大学 菊池昌寿
|
15位 帝京大学 梅津毅
|
16位 専修大学 井上直紀
|
17位 神奈川大学 森本卓司
|
18位 順天堂大学 山崎敦史
|
19位 法政大学 高嶺秀仁
|
20位 国士舘大学 高久佑一
|
|
|
10区日本橋近辺
※注‥繰上げ・棄権があるため、順位と通過順が一致しない場合があります。
※○位という表現は、順位と通過順が同じ。○番という表現は、あくまでも通過した順番を意味します。
1位 駒澤大学 太田行紀
|
2位 早稲田大学 神澤陽一
|
3位 中央学院大学 池田政輝
|
4位 関東学連選抜 横田竜一
|
5位 亜細亜大学 宮田真平
|
6位 山梨学院大学 中川剛
|
7位 中央大学 加田将士
|
8位 帝京大学 田部貴之
|
9位 日本大学 笹谷拓磨
|
10位 東洋大学 岸村好満
|
11番 城西大学 永岩義人
|
12位 日本体育大学 出口和也
|
13番 神奈川大学 石原洸
|
14番 専修大学 柴内康寛
|
15番 国士舘大学 羽島駿介
|
16番 順天堂大学 矢島冬吾
|
17番 東京農業大学 濱崎武雅
|
18番 法政大学 水沼啓
|
19番 大東文化大学 水越大輔
|
|