| 平成10年の情報です | 1998/12/2 |
向寒の砌 尊董老宗師には愈々御健勝にて御接化の趣き大慶に存じ上げます。
平素、常々駒澤大学陸上競技部に多大の御援助を賜り厚く御礼申し上げます。
当後援会も御蔭様で会員も増え、それにつれて役員改選に当たり、より多くの方々にお世話頂くことになりました。前役員各位には、当会発展のため一方ならぬ御尽力を頂きましたことを感謝申し上げます。新役員各位には御指導御協力を賜りますよう一重にお願い申し上げます。
駒澤大学陸上競技部も、出雲全日本大学選抜駅伝、伊勢全日本大学駅伝に多年の念願である優勝を獲得致しました。更に来る箱根駅伝の優勝を目指し、大八木コーチの御指導のもと練習を重ねております。
後援会諸老師の力強き御援助、御激励を頂き、三大学駅伝優勝達成もまぢかに見えて参りました。今後とも宜敷く御指導御声援の程をお願い申し上げます。
平成10年12月1日
駒澤大学陸上競技部後援会 会長田中敏哉九拝
︵東京都・杉並区観泉寺東堂︶
ご挨拶
謹啓 古錦織り成す秋晩の候 会員御尊台におかれましては愈々御清安の御事と大慶に存じ上げます。
陳者 平素駒澤大学陸上競技部に陰に陽に格段の御法援を賜り誠にありがたく心より感謝申し上げております。 駒澤大学陸上競技部の森本監督・大八木コーチは﹃駅伝に勝つには部の強化、各種競技会への積極的な参加。
それがための豊富な練習量と意識改革等々・・・。﹄ 監督・コーチの必勝の信念と部員の弛まぬ精進努力との二人三脚の成果と実績は、各種競技会を始め駅伝大会等において目覚しい活躍が見られ、本年度は全日本選抜大会・全日本選手権大会において連勝し、残すは箱根路を制覇するのみと相成りました。
駒澤大学陸上競技部“黄金期”を迎えようとする時、本年度駒澤大学陸上競技部後援会総会において、後援会の全国拡大強化と組織化について協議され異議なく決議され、現在その運動が展開され、着々と成果を挙げております。
拙僧 総会において会員諸師の御承認を賜り、新役員に就任いたしました。何分にも不徳非才ではございますが、会員諸師の御道愛御指導を賜り、駒澤大学陸上競技部のため誠心誠意任期を努める所存でおります。今後共よろしくお願い申し上げます。
新春の歓喜と感動を全国津々浦々に至るまで届ける、﹁駿馬︵駒大︶天下の険も制し三冠に輝く﹂箱根駅伝競走大会も間近かとなり、駒大健児諸君の健闘健脚の雄姿に大いなる声援を全国の後援会諸師と共に送ることを念じながら、その日を千秋のおもいで待つものの一人でございます。
駒澤大学陸上競技部の更なる御発展と健児諸君の御健勝、会員御尊台の益々の御多祥を御祈念し、役員就任の御挨拶といたします。
大学三大駅伝のうち二つを制して、本命の箱根駅伝を目前にして、これも制するであろうという下馬評頻りです。
私がこの後援会に係わって10年。”十年一昔″とか”十年一日の如し″ とか言いますが、私としては、早10年というのが実感です。 箱根もうまくいくと思っていますが﹁勝敗は時の運﹂ともいいます。しかし、それは終ってからくっつける言訳でしょう。勝っても敗けても、やはりそれは実力の結果であると考えます。
この10年間、後援会は何を為すべきかと何時もこの命題を反芻しながら努めてきたつもりです。
当初、立てた目標は・・・
︵1︶グランドや照明の整備
︵2︶スカウト活動の補助
︵3︶より高度な指導者、即ち良いコーチの獲得
︵4︶陸上部の寮︵四誓寮はバレー部・サッカー部の同居、今でもサッカー部が同居中︶の修理・改造
︵5︶学生の自炊をやめて調理人に代える。しかし、これは現在、大八木コーチの奥さんと女子マネージャーに代行を強いている
などです。
寮は古すぎ、手出しできない代物です。この件は先送りにして、他はお蔭様で何とか実現させていただきました。 この寮は大学内部の諸制約があって新・改築は延び延びとなっていましたが、陸上競技部の最近の好成績が弾みとなって新築の方向に急展開して参りました。
寮の建設にはある程度の予算を持ち、執行できる外郭団体︵箱根駅伝を強くする会-会長は私︶の要請を受けて大学の理事会が採択するという手続きを取ります。理事長・総長・学長他、大学当局側の熱意が如実のものとして、私にも沸々として伝わってきます。
早晩、現代的・人間的な生活ができる寮︵多分、陸上競技部専用となるでしょう。︶が実現することを後援会の皆様と共に待望したいと思います。
そのためにも、すでに備品の補助費を後援会予算に計上して積み立てて準備中です。 箱根まであと1カ月。優勝を願いながら会員皆様方の層倍のご後援の程を懇願いたします。
良い新年を迎えられんことを祈念して、本年最後のご挨拶といたします。