曹洞宗 貞昌院 Teishoin Temple, Yokohama, Japan
平成8年の情報です | 1996/10/25 |
東京箱根往復駅伝競走・いわゆる箱根駅伝は、関東学生陸上競技連盟に加盟している大学だけが参加する大会ではありますが、数年前から全区間の競技がテレビで実況中継されるようになって視聴率も30%をこえ、一躍正月の国民行事となりました。 参加校は15校、昨年度9位迄の大学はシード校として翌年は無条件で参加できることができますが、残りの6校を決める予選会の参加校は年々増える一方で、昨年は50校に達しました。 連盟では本大会の出場枠を15校から20校に増やして、大会の規模を拡大し、更に質の向上を図る考えをもっています。平成6年の第70回大会は、20校が参加しました。 駅伝競技人口は男女を問わず高校生、大学生、実業団と膨大な数に膨れ上った現在、出場枠を15校にこだわる必要もないと思います。連盟では、まず記念大会の開催間隔を10年から5年にしたいと警視庁に提案、徐々に20校を既成事実化させる考えです。昔と比べると記録も飛躍的にレベルアップしていること、テレビの高視聴率という世論の支持などもあり、近い将来には実現するものと思います。 今年の駒沢大学チームは優秀選手を発掘してきた関係者の努力と指導者の熱意、後援会の絶大なるバックアップのお陰で例年になく充実しています。1万メートルの上位10人の平均タイムが29分29秒。数年前までは29分台が一人いればよいという位のときもありました。 さらに上位8人の平均は29分24秒56︵昨年同時期29分39秒7︶、その合計は3時間55分18秒47︵同3時間57分17秒30︶、実に2分も短縮しています。
藤田敦史 28:53:06 足立 29:18:00 藤田幸則 29:23:07 大西 29:25:01 西田 29:25:30 山下 29:32:03 吉田 29:39:03 河合 29:41:08 藤野 29:50:02 前田 29:53:19 佐藤裕之 29:55:02 松本 30:04:04 石花 30:09:04 浅見 30:12:07
9月8日の全日本大学陸上選手権大会ハーフマラソンでは、山下︵4年︶が1:04:02で優勝、さらに河合︵2年︶が3位に入賞し、2人いっしょの表彰台は駒大陸上部史上初の快挙でした。 また、10月5日の埼玉県実業団記録会︵大学生・高校生も参加︶でも駒大は好成績をあげ、順調な仕上がりを感じさせました。今年の予選会の予想順位は、最近の競技大会や記録会の成績をもとにした高岡ヘッドコーチの分析によりますと次の通りです。 山梨学院・神奈川大・ 駒大・東洋大・専大・拓大・日大・国士大・流通経済大・中央学院 力をつけてきた神奈川大は本大会の優勝候補です。 駒大は予選通過は確実で、オーダーの組みかたによっては、本大会往路優勝の可能性さえあります。 しかし、優勝選手を大勢揃えていても調子の波があり、その通りにいくとは限らないのは誰もが承知しているところです。私たちとしては選手の皆さんが順調に練習のスケジュールをこなし、競技会当日は心身ともに万全の調子で臨んで、自己の記録を更新するくらいの力をだしてくれることを念じて、大いに期待し見守りましょう。このページは駒澤大学陸上部後援会の村山様の御協力をいただきました。 駒沢大学陸上部への応援のメッセージはここに、﹁駒大陸上部宛て﹂と明記の上お送りください。後援会へ責任を持ってお届けいたします。RETURN