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さて、私たちの生活は月の存在と深い関りを持っています。お釈迦様や道元禅師、瑩山禅師など、祖師様方も、月を特別なものとして捉えていました。
︵右画像は道元禅師﹁月見の像﹂。宝慶寺蔵:パブリック・ドメイン︶
太陽、地球、月の軌道から過去の月食を計算してみると、道元禅師が越前・吉峰寺から大仏寺︵後に永平寺と改名︶に移動された寛元2(1244)年に2度の皆既月食が見られたことがわかります。
1つは寛元2年1月16日︵旧暦︶の皆既月食です。
夕方、月の出あたりからの皆既月食でした。