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2020年4月22日
新型コロナウイルスに対する感染防止の対策については、これまで何度かこのブログでも触れてきましたが、
・マスク着用を含む咳エチケ ットや手洗い
・手を洗うのは、石鹸やハンドソープをつかった十分な手洗い、または消毒用アルコールによる感染症の遮断。 ︵次亜塩素酸は、手肌に直接吹きかける使用はNG︶
・ドアノブや机の上など多くの人の手が触れる場所は、次亜塩素酸ナトリウム希釈液 (または消毒用アルコール︶を使った拭き取りによる感染経路の遮断 ︵次亜塩素酸は、手肌に直接ふれない使用はOK︶
が特に重要です。
→これまでのブログ記事 新型コロナウイルス感染症が流行期へ(2月24日︶・花まつり・護持会総会2020 (4月5日︶・日本人と公衆衛生 (4月14日︶
寺院においては、玄関、客殿、本堂、トイレなどが感染経路にならないよう
〇参列者全員のマスク着用を求める
〇石鹸やハンドソープでの丁寧な手洗い︵石鹸で丁寧に手を洗えばアルコールを用いる必要はない︶
〇席の間隔を2m程度離す
〇窓を全開放し、密閉空間になることを避ける
〇トイレには使い捨てのハンドペーパー、便座クリーナー︵アルコール消毒︶を常設
このほか、建物の人が触れる可能性があるところ、机や椅子、ドアノブや壁、手すり、床など、身近な物の消毒を 次亜塩素酸ナトリウムの希釈液 で行っていくことが有効だといわれています。
︵上図は厚生労働省・経済産業省の資料より引用︶
・消毒作業には必ずマスク、ゴム手袋を着用し、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液 を使い捨ての不織布クロスに付けて、丁寧に拭き上げる。
・拭き上げには0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウムの希釈液︵上図を参照︶を用いる。
・市販の一般的な﹁除菌スプレー﹂をただ噴霧しただけではウイルスは完全に除去できない。手間がかかっても、拭き上げること。
・拭き方は、力を入れて擦るのではなく、一方向に丁寧に拭いていくこと。
ただし、次亜塩素酸ナトリウムはアルカリ性のため、希釈したとはいえ、金箔などの仏具や、金属製品を拭くと傷んでしまうため、その部分は消毒用アルコールを用い、その後お湯や水道水で拭き上げることが大事。
また、手洗いなど肌に直接触れる用途で次亜塩素酸ナトリウムを使うのは×。
そして、使用においては十分な換気を行うこと、直接手に触れないよう必ず手袋をする、目に入らないように十分注意する
ということです。
安心してお参りできる環境を整えることが、寺院として最低限必要なことであると考えます。
なお、この消毒方法は、一般家庭においても有効なことですので、それぞれ行っていただくことをお勧めいたします。