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2017年1月 7日
新年を迎えてから1週間経過しました。
今朝は七草粥をいただきました。
古来中国では、やはり正月七日に﹁七種菜羹﹂という、七種類の野菜を入れた羹を食べて、無病息災を願う風習があったそうですので、それが七草粥をいただく風習の由来のようです。
日本の平安期には、米・粟・黍・稗・みの・胡麻・小豆の七種の穀物を粥に入れる、七穀粥の風習があり、それと結びつき、春先に採れる野菜を入れるようになったようです。
春の七草は﹁芹、なづな、御行、はくべら、仏座、すずな、すずしろ、これぞ七種﹂ ﹃河海抄﹄(1362年)
芹︵せり=セリ︶
薺︵なずな=ペンペン草︶
御形︵ごぎょう=ハハコグサ︶
繁縷︵はこべら=ハコベ
仏の座︵ほとけのざ=コオニタビラコ︶
菘︵すずな=かぶ
蘿蔔︵すずしろ=大根
正月三が日はおせち料理とか、檀家さんにお出しした料理の残り、それらを利用したお雑煮などの食事が続きました。
新年から7日経過した日に、このようなやさしい食事で胃を休ませてくれる知恵は、良い風習だと思います。