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2013年12月16日
今日は日暮れから雲が増えてきました。
満月間近︵月齢13.4)の月が薄い雲の向こうから柔らかい光を放っています。
月の回りに薄っすらと暈︵かさ︶がかかっています。
これは、内暈︵ないうん︶といって、月を中心として半径22度の円を描きます。
雲の中は、六角形︵削る前の鉛筆の形︶の氷の結晶が様々な方向を向いて散らばっている状態です。
そこに月の光が通り、決まった角度で屈折することで生じる現象です。
半径22度の円なので、22度ハロとも呼ばれます。
いわゆる﹁月の暈﹂、﹁日の暈﹂は、かならず半径22度︵注︶となります。
︵注︶正確には22度ではなく21.7度で、この半径の円周が最も明るく、その外側に行くにつれて徐々に薄くなっていきます。
﹁月に暈がかかると雨が降る﹂と言われます。
暈を生み出す雲は、巻層雲といって温暖前線・低気圧が近づいて発生する雲です。
気象庁によると
あすは沖縄付近に低気圧や前線が発生し、木曜日にかけて本州の南岸を進むでしょう。あすは沖縄は一日雨で、局地的に激しく降る見込みです。九州も雨が降り、山沿いを中心に雪の所もあるでしょう。今回の低気圧は動きが遅く、広く天気が崩れるのは水曜日以降となる見込みです。水曜日は、関東にかけて広く天気が崩れ、太平洋側の平地でも雪になる所があるでしょう。
ということです。
やはり天気は崩れそうですね。