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2011年4月30日
連休に入り、被災地にも多くのボランティアが入られているようです。
既に受入れ体制能力を超える場所もあるようですので、特定の場所にのみ集中することの無いよう、そして連休が終わるとボランティアの波が引いてしまうという一時的で終わることがないよう配分されることが大切だと感じます。
ボランティアを志される方には、東日本大震災支援全国ネットワーク︵東日本大震災における被災者支援のために結成された、全国の災害支援関係のNPO・NGO等民間団体のネットワーク︶のサイトにあります﹁支援状況マップ﹂﹁災害ボランティア・活動ガイドライン﹂が参考になることでしょう。
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震災発生後、某寺世話人の某鍵のマークのコーヒー会社専務取締役をされている方より、コーヒー豆の仙台工場から、挽いたコーヒー豆を数トン単位!で被災地の支援のためにお届けしたい、必要な場所があれば教えて欲しいというご連絡をいただきました。
公共の避難場所はある程度判るけれども、寺院が避難所になっている場所など、表に出てこない場所にも届けたいので教えて欲しいということでした。
コーヒー会社からは、避難所の需要を伺った上で、コーヒー豆、砂糖、ミルク、フィルター、そして必要があれば業務用コーヒーサーバー︵喫茶店で使用されるようなもの︶までが支援物資として無償で届けられます。
しかも、宅急便で届けられるのではなく、コーヒー会社の担当者が直接お届けし、コーヒーサーバーの説明もしていただいています。
寺院が避難場所になっている箇所や、僧侶が傾聴ボランティア、焚き出しを行っている岩手県、宮城県、福島県、茨城県の約十数か所をリストアップしてお知らせしたところ、早速手配いただきました。
震災発生から50日が経過しても未だ避難所で生活されている方がたくさんいらっしゃいます。
避難生活が長期化するに従って、精神的な負担も大きくなることが心配されます。
例えば岩手県の僧侶有志は、避難所を巡って茶話会で茶飲み話をする喫茶コーナーを設けており、そのような場所でも、コーヒー豆の提供は大変に喜ばれているようです。
宮城県石巻市の寺院では100名を超える方︵一時期は300人︶が避難生活を送っています。
福島県郡山市のビッグパレット避難所で活動されているNPOの方からは
避難者の方々にほっとしてもらい、楽しく会話ができるように喫茶コーナーを避難所内に作りました。
本格的なコーヒーが入れられるような道具を、喫茶コーナーに置いておいたところ、元喫茶店オーナーという方がその道具を使い、おいしいコーヒーを毎日入れてくれています。
﹁コーヒーでこんなにたくさんの人が笑顔になるなんてね﹂という声が印象的でした。
というメールをいただきました。
このコーヒー豆支援は一つの事例ですが、支援の形は様々です。
一人ひとり、それぞれが出来る支援があると思いますし、その支援が繋がることによって、さらに大きな支援へと広がっていきます。
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3週間前に宮城県でのボランティア活動を行った際に戴いたたコーヒー。
疲れが一気に吹き飛びますね。