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2010年5月28日
SOTO禅インターナショナル︵SZI)では、6月9日︵水︶ 曹洞宗大本山總持寺︵そうじじ︶を会場に、講演会を主催/開催します。
修行僧とともに学ぶ講演会です。
一般の飛び込み参加も歓迎いたします。皆様のお越しをお待ちしております。
︻参考︼ 昨年の講演会はこのように行われました
■講演会@大本山總持寺
演題 ﹁海外の禅‥その現状とチャレンジ﹂
講師 ルメー大岳老師 ︵曹洞宗北アメリカ国際布教総監︶
日時 6月9日︵水︶午後2時15分?
会場 大本山總持寺 ︵JR京浜東北線鶴見駅下車10分︶
三松閣 四階大講堂
主催 SOTO禅インターナショナル
会費 無料 ︵日本語による講演です。どなたでも聴講可能です・飛び込み参加も歓迎します︶
︵講師プロフィール︶
ルメー大岳 ︵Daigaku Rumme)
昭和25年11月アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。
牧師であった父親の仕事の関係で11歳から17歳までを日本で過ごす。帰米後ルーテル大学に進学、卒業後、社会経験を経て再来日。
昭和53年、発心寺専門僧堂・原田雪溪老師について得度。翌昭和54年3月から平成6年3月まで約15年同専門僧堂に安居。
平成15年、曹洞宗国際センター︵ロサンゼルス市︶国際布教師として渡米。
平成22年4月1日より北アメリカ国際布教総監部︵ロサンゼルス市︶総監として就任。
■追記
平成15年の﹃日刊県民福井﹄紙に国際布教師として渡米されるルメー大岳老師の記事が掲載されておりました。
米国人僧侶、戦争に“喝” 小浜の寺で26年間修行?﹃禅の心﹄土産にあす渡米
・小浜市の曹洞宗・発心寺で二十六年間修行を積んだ米国人の禅僧、ルメー大岳さん︵52︶ が六日、同宗の国際布教師として渡米する。禅の道を歩むきっかけはベトナム戦争などに手を染めた米国社会への疑問だった。いま、米国はイラクを標的に再び戦争を始めようとしている。因縁も感じながら﹁自他の区別をするから苦しむ。自分の欲を捨てる禅のメッセージを伝えたい﹂と日本をたつ。
大岳さんはアイオワ州出身で、牧師だった亡父とともに一九六一︵昭和三十六︶年に来日。日本でアメリカンスクールに通い、授業で訪ねた京都の寺院で仏教に関心を持ち、米国の大学で日本の歴史や宗教を研究した。
当時、米国はベトナム戦争や人種差別の問題を抱え、大岳さんも多くの若者と同じようにそんな社会に反発。禅についての書物を読み﹁問題解決の道が見いだせるのでは﹂と二十五歳の時に再び日本へ。外国人を受け入れている発心寺の門をたたいた。
素足にわらじを履いて真冬に小浜市内をたく鉢に回る寒修行など厳しい修行が続き、坐禅でひざを悪くしたり、結核で入院したりもした。初めは僧侶になるつもりはなかったが、長年修行を続けられたのは﹁さまざまな人の悩みを受け止め、精神的に解決の道を示してくれる原田雪渓住職がいたから﹂と振り返る。
渡米は、サンフランシスコにある曹洞宗国際センターに欠員が出たため同宗宗務庁︵東京︶の要請を受けて決意した。国際布教師四十七人のうち外国人は十四人いるが、これほど長く修行を積んだ人は珍しいという。
国連を通じた対話による解決を望み﹁戦争になると、一番困るのは一般の人たち。世界中の特に若い人が反対している。煩悩を捨てる禅の道に魅力を感じてくれると思う﹂と話している。
︵﹃日刊県民福井﹄平成15年3月5日/記事中の年齢・役職は平成15年当時︶