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貞昌院では平成15年11月より太陽光発電設備を運用しています。
太陽光発電設備から発電された電力は寺院内電力の消費に回され、使い切れなかった余剰電力が東京電力側が購入してくれる仕組みとなっています。
発電量、東京電力購入電力量は当然に毎月変化しますが、前に、太陽光発電の醍醐味は5月にありの記事で書いたとおり、概ね5月において発電量、東京電力購入電力量がピークとなる傾向にあります。
晴天率も多く、日照時間が長くなること、そして昼が長い分照明など電力消費も抑えられるため、この時期が一番電気代が抑えられるというわけです。
丁度5月分の検針結果が届きましたので、これまでの実績値をグラフにしてみました。
適度な降雨によるロータス効果もあって、メンテナンス無しでも発電量は落ちることなく順調に推移しています。
さらに・・・・・
昨年11月より始まった「倍額買取制度」の実質運用が平成22年1月から適用されることとなったため(詳細は太陽光発電買取制度の嬉しい誤算参照)、東京電力の買取単価が24円⇒48円へと大幅に上がっています。
そのため、貞昌院が実際に負担している電気料金(グラフ中の黄色○)が、今年に入ってから激減していることがわかります。
今月(平成22年5月)は、ついにマイナスとなりました。
即ち、東京電力からの入金額が、東京電力へ支払う電気代を電気基本料金6,825円を含めても上回る結果となりました)
ありがたいことです。
経済的にムリをせずに環境貢献できる制度は良いですね。
新エネルギーの発電設備がますます普及していくことを願います。
ご契約の「25kVA」のところが解らないのですが。
太陽光発電などの場合の特別な単位なのでしょうか?
投稿者 うさじい | 2010年5月31日 04:15
うさじい様
電力会社との契約は一般家庭でも寺院でも大抵は従量電力契約となっているはずです。
基本料金は、一度に使用する電力量に鑑み、契約アンペアを決定します。アンペア数の低い契約にすると安くなりますが、過度にするとブレーカーが頻繁に落ちることになります。
貞昌院の場合は60A契約を越えるためKVA契約となっています。(1kVA=10A)
電力会社からの「電気使用量お知らせ」に契約種別が記載されているはずですので、時々見合った契約になっているのかを見直してみるのも必要かもしれないですね。
【参考になるサイト】
http://www.seikatu-cb.com/kounetu/dkeisan.html
投稿者 kameno | 2010年5月31日 07:55
有難うございました。
私のところは「40A」ですので、見たことのない単位に驚きました。そう言われて自分ところの基本料金をみましたら、1,092.00円でした。基本料金から違いますね。
私のところも普段はこれほど要らないのですが、除夜の鐘ですとか大般若の時に間に合わなくなるので、30Aから40Aにあげました。
投稿者 うさじい | 2010年5月31日 13:47
うさじい様
40Aの契約で収まっているのですね。
こちらの場合、葬祭などの臨時行事や客殿のエアコンなどがあり、そのピークに合わせて契約をしています。
電力消費のピークカットが出来れば契約基本料金自体もカットできそうです。
投稿者 kameno | 2010年5月31日 14:29
kameno様
身近なエコで私のところでは電気をまめに消すように子供たちに言っています。5月分は1011kwhでした。深夜電力はまた別です。基本料金は1、386円です。5月分請求22、528円です。
なんだかずいぶんと私のところは電気料が高いように思いますが、、、?
投稿者 ゼラニウム | 2010年6月 1日 11:11
ゼラニウム様
使用電力量1011kwhとのことですが、毎月、毎年の推移を見ていくと大体傾向がつかめると思います。昨年同時期と比べて下がっているのであれば節電効果が出たと考えて良いと思います。
当方は、太陽光発電設備があるために、その分使用電力(電力会社から買っている電力量)が少なくなっています。
いずれにしましても、個別に電力事情が異なると思いますので、電力会社で無料で行なっている「アンペアチェック」の診断を受けてみるのもいいかもしれませんね。
投稿者 kameno | 2010年6月 1日 13:22