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2010年1月21日
大本山總持寺副貫首 斉藤信義老師が御遷化されたことにより、副貫首選挙が1月13日に告示されました。
立候補の受付は2月1日まで行なわれますが、現在まで2名の立候補届けが提出されています。
この副貫首選挙は大本山總持寺顧問会において選挙回避に向けた事前調整が行なわれたそうですが、結果的に一本化できずに選挙に向けた流れとなりました。
折りしも、日本相撲協会における理事選挙もほぼ同時期に公示され、こちらのほうは大々的にマスコミを賑わせております。
日本相撲協会は1月16日公示、2月1日評議会で選挙、即日開票の流れとなります。
協会理事の制度は、1968年から立候補制となり、改選は2年おき初場所後に評議員︵現在は109名︶により行なわれます。
これまであまり話題にならなかったのは、﹁寄名跡制度改革問題﹂が起こった1998年以外は、無投票で決っていたからでしょう。
5つある門︵グループと言ったほうが適切か︶から票の数によりグループごとの立候補を出し合い、定数の候補者による無投票選挙ということが慣習となっていました。
そこに今年の貴乃花部屋の二所ノ関一門からの離脱騒動。
﹁改革、改革というが、何をやるんだ。今もやっていないわけではない。一門は先輩から引き継いだ伝統。改革をすれば伝統がなくなる﹂︵武蔵川理事長︶
﹁一門で話し合って︵理事に︶ふさわしければ多くの人が推薦してくれるのでは﹂︵貴乃花親方︶
今は票数で勝ち目が無い情勢ですが、月末までどうなるかは判りません。
宗門においても、選挙戦に突入します。
願わくは、折角莫大な予算を投じて選挙を行なうわけですから公正な選挙として欲しいですし、選挙結果がどうであったとしても落選者、それを支持したグループに遺恨の残らない選挙となって欲しいものです。
日本相撲協会も、宗門も、どちらも良く言えば﹁伝統ある﹂、悪く言えば﹁旧態依然﹂と揶揄されがちな組織です。
伝統を重んじることは大切ですが、そればかりでなく時代に応じた組織とは何かについて一つの方向性が出され、全国の宗侶、檀信徒のために有益となる選挙になりますことを願います。
選挙戦の話とはうってかわり・・・・
■本日︵1月21日 木︶、大本山總持寺がテレビ番組で流れます。是非ご覧ください。
1月21日 (木) 21:00-21:54
﹁和風総本家﹂ ︵テレビ東京系︶
出演: 地井武男 萬田久子 東貴博
ゲスト: 井森美幸 司会: 増田和也
追跡!日本建築を支える人々夜通し!炎熱の瓦職人千本鳥居…設置に密着畳の機能美&巨大香炉
解説‥﹁日本を支える人々・日本建築編﹂
日本のお寺や神社などに代表される日本建築は、その美しさと巧妙な造りで人々を魅了し続けています。先人たちの知恵と巧みな技が融合した日本の宝を、誰がどのように今に伝えているのか…
今回はそんな日本建築を支える人々を紹介します。
○8万坪に及ぶ敷地をもつ、曹洞宗の大本山﹁總持寺﹂
そこには何百年もの間、受け継がれてきた日本建築の技と知恵が隠されています。例えばお寺に入る時、必ず門の下にある横木。横木にもきちんと名前があり、大切な役割があるのをご存知でしょうか。お寺の門をはじめ、境内や本堂など至るところにみられる日本建築の美と技を紹介していきます。
○高さ10メートルの大鳥居から、小さな鳥居が並ぶ千本鳥居など、数千基の鳥居がある﹁伏見稲荷大社﹂
1300年にもわたり人々の信仰を集める“お稲荷さん”の総本宮です。伏見稲荷大社の鳥居を、1000年の伝統の技で守り続ける工場が京都にあります。鳥居は気象条件の過酷な山にあるため、10年もすれば柱の付け根から朽ちてしまうことも。そんな鳥居を長持ちさせるための方法とは?
日本の風土と歴史が育んだ日本建築を、伝統の技と熱い思いで支える職人さんたちに迫ります。
写真は大本山總持寺瓦積みの光景/1999年撮影
そして、22:00?はNHK総合で、浅草をタモリが﹁ブラタモリ﹂。
こちらも楽しみです。
自浄、立直しのできない組織はカタストロフィー理論に従うが如く・・・・つい数日前にもそんな事例がありましたね。
投稿者 kameno | 2010年1月22日 08:38