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2009年9月20日
今日は彼岸の入りの日です。
彼岸︵ひがん︶は、、現世=比岸︵しがん︶に対し、向こう岸という意味です。
苦悩と煩悩から離れ、寂静の世界である彼岸は、西方浄土︵西方のはるか彼方︶にあると考えられました。
このことから、太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、現世と極楽浄土が最も近くなるとされていますす。
お彼岸はご先祖様のいらっしゃる世界と交流ができる期間とされ、先祖供養する習わしとして定着しました。
曹洞宗では極楽浄土という考えは用いませんが、お彼岸にお墓参りをする習慣は、この思想に基づいているといえます。
家族・親族・ゆかりの人々が墓参りをし、ご先祖様や故人を偲び、報恩のご挨拶をする、この日本の良き習慣をいつまでも伝承していきたいものです。
富士山は、横浜市港南区から見るとほぼ真西に見えるため、彼岸の期間にダイヤモンド富士を見ることができます。
今日の記事の写真は、夕方、港南区南端の港南台9丁目にて撮影したものです。
武相国境稜線からの眺めですので、富士山の麓付近まで見えます。
高圧電線の影響も無く、おそらく港南区で一番良く見える場所なのではないかと思います。
September 20, 2009 17:24
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September 20, 2009 17:25
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September 20, 2009 17:26
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September 20, 2009 17:27
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September 20, 2009 17:28
今後、ダイヤモンド富士の見える場所は、毎日次第に北上し、彼岸の明けには貞昌院で見えるはずです。
太陽が沈みきった空は、次第に赤紫から漆黒へと遷移していきます。
■春に撮影したダイヤモンド富士は こちら